不況ブラジル 帰国後の試練 出稼ぎ日系人の就職や子供の教育、現地の民間団体が支えに

http://www.nikkei.com/article/DGKKZO11705290U7A110C1CR8000/

ブラジルには日本からの移民の子孫が190万人住む。ブラジルの最低賃金は月937レアル(約3万4千円)。日系3世までは日本で就労制限のない定住者として認められるため、就労機会を求めて渡航する人が多い。

問題は帰国後だ。親の就職だけでなく、子弟のポルトガル語能力が不十分で、母国での教育システムから漏れかねないリスクがある。日本の雇用情勢が悪化した10年ほど前にも同じ問題が起きたが、公的機関の対策は不十分なままで、民間団体が支援活動を続けている。

映像で問いかけようとする試みも始まった。日系3世の映画監督、吉崎マルコスさんは、両親の出稼ぎに伴い合計10年以上家族が離れて暮らした。13年に両親がブラジルに帰国したときは「家族を一からつくり直すような感じがした」と振り返る。

出稼ぎから帰国後の負の連鎖。特に家族関係を再構築しないといけないのが大きな問題だと思いました。