古式新しき未来 大和言葉に魅せられて 揺れる日本語「軸」求め

http://www.nikkei.com/article/DGKKZO10576420S6A211C1CR8000/

「想像する」「イメージする」ではなく「思いをはせる」。中国から来た「漢語」、欧米由来の「カタカナ語」も日本人の生活に溶け込んだが、“先輩格”は独特の柔らかい響きが特徴だ。メールの簡潔さやビジネス文書の堅さに慣れた目と耳には優しいらしい。

2014年に出版された「日本の大和言葉を美しく話す こころが通じる和の表現」(高橋こうじ著)はベストセラーになった。編集を担当した東邦出版の山本さんは「優しさや情感をすくい上げる言葉を紹介したかった」という。中年男性から「妻に話し方がきついと言われて読んでみた」という手紙が届いたという。

重要な役割を担うのが辞書だ。その力を教育に生かす取り組みも盛んだ。帝京大学小学校で、「辞書引き学習」の授業が開かれた。自分が知っている言葉を見つけたら付箋紙に書き込み、掲載ページの上に貼る。ゲーム感覚で夢中になり、「こんなに貼り付けた」と満足顔だ。星野校長は「言葉の正しい意味を知ることで、人の気持ちを理解し、自分の考えも的確に伝えられるようになる」と狙いを話している。

大和言葉を知ることは日本人として大事なことだと思いました。語彙力や表現力にも繋がりますし。