地下水使い過ぎ懸念 再び 震災機に用途広がる

http://www.nikkei.com/article/DGKKZO10930710R21C16A2TZD000/

東日本大震災以降、防災目的での地下水の利用が増えている。イオンはイオンモール31店舗で地下水を導入する。地下水関連の事業を手掛けるウェルシィは、納入実績が震災前から4割増えた。温暖化対策に使う企業も出てきた。

自治体はくみ上げを危ぶむ。高度成長期、工場などで地下水のくみ上げが急増し地盤沈下が深刻な問題となったからだ。政府の規制の結果、工業用水の使用量が1970年代の約半分となった。現在、地下水位は回復傾向にあり、大きな地盤沈下にも歯止めがかかっている。ただ昨年、JR横須賀線で線路が地下水につかるトラブルが起きるなど水位の回復は新たな課題を生んでいる。

地下水の所有権に関して民法は土地の所有者にあると定めている。だが、数年前、「中国など外国資本が水源地を買収し、水が奪われる」と懸念する声が上がった。地下水がたまる地層は地域を超えてつながっているとの指摘もあり、地下水を守ろうとの意識は行政の間で高まっている。

地下水の使い過ぎが地盤沈下につながる懸念もあるとのこと。現在は土地の所有者に地下水の所有権があるそうです。