気さくで真摯 悼む声 三笠宮さま逝去 研究熱心/百合子さま気遣う優しさ

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三笠宮さまは終戦後、東京大文学部に籍を置かれた。社会人類学者で、東大名誉教授の中根さんは史学概論の講義でしばしば三笠宮さまと並んで座ったという。「とても真面目で研究熱心だった」と当時を振り返る。

東京経済大名誉教授の色川さんは三笠宮さまの研究生時代に研究室が隣同士だった。「『宮』は神棚に上げられるような感じがする」からと「三笠さん」と呼ばれるのを好んだ。色川さんは「国民の中に溶け込んで、今までと違う生き方をしなければと考えたのだろう」と話す。

岡山市立オリエント美術館の名誉顧問を務め、繰り返し訪問された。最後の来館は2006年。対応した学芸員の四角さんは「足の悪かった妻の百合子さまに『大丈夫ですか』と声をかけ、気遣いながら館内を回っておられたのが印象的だった」と振り返る。

発言や姿勢態度、生き方から、本当に真摯に平和を願われていた方なのだと強く感じました。リベラルである真の日本人を亡くしたと思います。