不妊治療、重み増す培養士 曖昧な資格 疑問の声も

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http://www.nikkei.com/article/DGKKZO07191160T10C16A9TZD000/

今や医師の間では「培養士なしで不妊治療は無理」という声がほとんどだ。分業しなければ増える患者に対応できない。また、良い受精卵がどれだけできるかは培養士の腕次第の面があり、病院の妊娠成功率を左右する。年収300万円ほどの培養士がいる一方、病院間でヘッドハンティングされるトップクラスは年収が2000万円にもなる。

職業としての人気も高まっている。培養士になるには決まった資格があるわけではなく、国内の2つの学会がそれぞれ認定する。最近は日本卵子学会が02年に始めた資格を取る人が多く、約1300人が取得した。受験者で多いのは畜産関係の学科の出身者だ。就職先が見つかりにくい事情が背景にある。

学会の資格がなくても仕事には就ける。そんな培養士のあり方を問う声もあがり始めている。医療倫理や感染症の予防などの知識不足も課題だ。一方で、厚生労働省は「国家資格の具体的な検討はしていない」と距離を置く。不妊治療を巡っては、代理母など課題が山積しており「厚労省にとって優先度は低い」という見方が多い。

厚労省は国家資格の検討をしていないということですが、対応の優先度を上げるべきかと思います。