落とし物デフレで急増? 安物だから…執着せず

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http://www.nikkei.com/article/DGKKZO02656010T20C16A5TZD000/

全国の警察に2014年に届けられた落とし物は約2500万点で過去最高を更新、10年前の2.5倍近くになった。落とし物は景気に連動されるとされ、バブル期の1990年ごろにも増加したが、2000年代に入ってからの伸びはとどまる様子がない。一方で「落とした」という遺失届はそれほど伸びていない。

「ひと雨、3千本」。東京で雨が降るごとに届けられる傘の数だ。警視庁には年間43万点の傘が届くが遺失届はわずか1%にとどまる。傘より多いのが衣類で年間46万点が届く。手間暇をかけて取りに来る人はほとんどいないという。100円ショップやファストファッション……。安価な製品が定着したデフレ経済の負の側面が浮かび上がる。

期待されるのは落としても簡単に探せる仕組みだ。「落し物ドットコム」を運営するMAMORIOは昨年、落とし物を追跡できる電子タグを発売した。京浜急行電鉄は今春「お忘れものセンター」を開設。同センター長の臼井さんは「取りに来るときは電車代を不要にするなど、手元に戻りやすいよう努めている」と話す。

デフレで落し物が増える構造がなかなか興味深いです。保管・処分する警察の大変さも分かります。