平和憲法、薄れる原点 横須賀、軍港は観光資源 歴史に学ぶ意識、今こそ

http://www.nikkei.com/article/DGKKZO09117920T01C16A1CC1000/

横須賀港で「軍港クルーズ」が人気を呼んでいる。運営する船舶運航会社の鈴木社長は「日常目にすることができないものを見られることが人気の秘訣」と話す。横須賀市は「軍港」を観光資源の中心に据える。

内閣府が1969年から続けている「自衛隊・防衛問題に関する世論調査」。自衛隊によい印象を持つ人の割合は同年に68%、70年安保闘争を挟んだ72年は58%に下がったが、その後は上昇を続け、昨年には92%が好印象を持っていると回答。自衛隊の存在目的は「災害派遣」と考える人が最多の81%を占めたが、「国の安全確保」が74%でこれに続いた。

日本の近現代史に詳しい広島大の布川教授は「国際情勢の変化や自衛隊の海外派遣が定着し、平和憲法の下での防衛力の保持を肯定的に捉える人が増えた」。一方で「日本人は平和を当たり前と感じ、戦争を自分の問題としてリアルには考えられなくなっている」と指摘する。

軍港クルーズを観光にしてもよいし、今の時代に合った歴史の捉え方というのがある気がします。