実家の相続放棄 急増 故郷離れて就職・税負担イヤ… 空き家増加に拍車も

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http://www.nikkei.com/article/DGKKASDG29H9U_R20C16A3CC1000/

司法統計によると、家庭裁判所への相続放棄の申立件数は20年で約3倍に増えた。以前は親が残した借金の放棄などが目立ったが、司法書士の加藤隆史さんは「ふるさとを離れて都市部で就職した人が実家の相続を放棄したいと希望するケースが増えている。固定資産税の負担を嫌う人が多い」と話す。

「空き家対策特別措置法」が全面施行し、自治体は一定の手続きを踏めば倒壊の恐れがある危険な空き家を行政代執行で強制撤去できるようになった。費用は所有者に請求できるが、相続人全員が相続放棄すれば自治体が負担するしかなくなる。

富士通総研の米山上席主任研究員は「安易な相続放棄を防ぐには自治体が解体費用の一部を助成するなど早い段階で関与し、相続人に適正な管理を促す必要がある」と強調。「国も財政支援を検討すべきだ」と話す。

負担が増えるだけでメリットがなければ、やはり相続放棄するんではないかと思います。