賃金ようやく上昇? パート、女性・シニア頼みに限界 人手不足に備え一段と

http://www.nikkei.com/article/DGKKZO12557380V00C17A2NN1000/

今後は女性や高齢者不足が、賃金上昇の起爆剤となりそうだ。まずは女性。完全雇用の中では、職探しをしていない人の取り込みがカギになる。やむを得ない事情ではなく「適当な仕事がなさそう」との理由で職探しをしていない現役世代の女性は直近で64万人。13年1~3月より3割減った。このうち過去1年に求職した就労予備軍は、35万人にすぎない。高齢者では出生数約800万人の団塊世代が70歳代に入る。60歳代後半の労働参加率は44%。70歳超では26%に下がる。

人材確保への危機感はパート・アルバイトの賃金に色濃く表れている。リクルートジョブズによると、三大都市圏の募集時平均時給は、昨年11月に初めて千円を超えた。人材難がパートの正社員化に行き着けば、一段と賃金の上昇圧力は高まる。

フルタイムで働く雇用者数は前年比2%増に達した。SMBC日興証券の牧野氏は「雇用の駆け込み需要が一段と強まる。賃金上昇率は2~3年以内に2%を超える」と予測する。これまで消極的だった中小企業で底上げが進むとみる。

機は熟したと言えるでしょうか。でも説得力のある見方だと思いました。今後は女性や高齢者不足が、賃金上昇の起爆剤。