インスタ政治 どこへ行く

https://r.nikkei.com/article/DGKKZO25645160S8A110C1EA3000

「顔と名前を覚えてもらうことが選挙の基本。有権者全員に会えない以上、写真は最も有効」。選挙プランナーの三浦氏は指摘する。日本の政治家の典型的なポスターは候補者の顔が大きく映る。これにSNSの普及が加わり、これまで以上に政治家が写真写りを気にするようになっているようだ。

米国ではどうか。庭先などに設置される「ヤードサイン」と呼ばれる候補者のポスターにはほとんどの場合、文字だけだ。米大統領選のオバマ前大統領やクリントン元国務長官の陣営でボランティア経験がある海野明治大学教授に聞くと「陣営は写真よりもメッセージやスローガンを重視します。履歴書にも写真を貼らない国ですから」と答えてくれた。

歌舞伎町のカメラマンの伊藤さん。すでに19年の統一地方選の候補者から撮影の依頼が相次いでいるが「『どんな政治家になるんですか』と聞いても答えられない人が多くてね。それではどんな写真にしたいかも決められない」。写真写りだけでは政治のメッセージは伝わらない。

米国では選挙ポスターにはサインがなく、スローガンなど文字だけが書かれているというのが意外でした。