「ワーク・シフト」 変化が起きる時 仕事への意識変える必要

http://www.nikkei.com/article/DGKKZO14796470R30C17A3TJ1000/

私が特に注目したのは「仕事のやり方に変化が起きるとき、その中核には必ずエネルギーの変化がある」「イギリス人の仕事のあり方に本当のシフトが起きたのは、19世紀の中盤~後半の第2次産業革命の時代だ」という部分です。

ドイツが推進するインダストリー4.0はそもそも製造業の高度化を目指す国家プロジェクトですが、今や北米や日本でもその考え方が広まっています。本書は「今回はコンピュータのデータ処理能力が新しいエネルギーだ」と指摘。産業革命は消費や富の獲得への強い要求を生み出しましたが、テクノロジーの進化とグローバル化の進展は私たちの仕事に対する意識をどう変えるのかと問題提起しています。

本書が出版されてから今日にいたる6年の間にテロの脅威やポピュリズムの台頭などグローバル社会のひずみが生じてきています。著者の鋭いところは、「トーマス・フリードマンは著書『フラット化する世界』で世界がフラットになりつつあると主張したが、むしろ世界はデコボコになっていく」と、グローバル化に警鐘を鳴らした点です。

ちょうど今読んでいるところなので、コンサルの方がどのような視点で読んで感想を持っているか参考になります。