通販の品定め AIがお助け TSIとNTT系、閲覧に応じ提案

http://www.nikkei.com/article/DGKKZO14084290U7A310C1TI5000/

サイトを訪れた消費者がどの検索項目を選び、どの商品ページを閲覧したかをAIが学習することでより精度の高い提案ができるようになるという。ナノ・ユニバースの通販売上高の8割をスマホサイトが占めている。AIの導入により、スマホサイトでの販売を伸ばし、ブランド全体の売上高に占める通販サイトの割合を現状の4割から5割に引き上げる。

ネット通販は消費者に幅広い品ぞろえを提供できる一方、対面接客で商品を薦めることはできない。消費者の多様なニーズを踏まえ、商品を提案するAIの活用はファッション関連の企業にも広がっている。

ユニクロは顧客の問い合わせにAIが答える「チャットボット」を米国で導入。ジェイアイエヌは似合う眼鏡をAIが判定するサービスを始めている。

これまでもレコメンドとかすでにあるので、それとAIの違いがいまいち分かりませんが。サプライズ的な提案もできるんでしょうか。


中古スマホ流通を透明化 TSUTAYAやゲオが業界団体 携帯3社に買い取り価格下げを要請

http://www.nikkei.com/article/DGKKZO14084130U7A310C1TI5000/

大手3社は他社からの乗り換えや新規契約を対象に中古端末を買い取る価格を高くしている。消費者にとって、中古スマホは大手3社に持ち込むほうが得になる。買い取り価格を高く設定することで大手3社は利用者を囲い込むとともに買い取った中古スマホは専門業者を介し、アジアやアフリカなど海外市場に販売しているとされる。

安さが魅力となる中古スマホについては「端末が破損した時、格安スマホと組み合わせて安く使いたい時など消費者の中古スマホに対するニーズは高くなっている」(RMJ幹部)。

RMJは今後、業界団体として中古スマホの買い取り価格を毎月公開。大手3社に「買い取り価格を引き下げるよう訴えていく」(携帯市場の粟津氏)。こうしたRMJの取り組みが大手3社にどこまで対抗できるのかが格安スマホの一段の普及を占う試金石になる。

このようにして業界団体が作られるのだということを知る機会になりました。国の後押しもありますしね。


鉄道×VB 新事業探る 東急×ハバー、訪日客向けガイド 東京メトロ×プログレス、視覚障害者を支援

http://www.nikkei.com/article/DGKKZO13971770R10C17A3TJE000/

ハバーが手掛けるシェアリングエコノミー型のマッチングサービス。東京急行電鉄はハバーをVB支援事業で発掘した。ハバーと協力して、ガイド中に得られた訪日客の生の声を生かした外国人動向調査を実施中。調査結果を分析し、東急沿線の隠れた観光資源を見つけ、訪日客の誘致に役立てる。

開発や設計受託のプログレス・テクノロジーズは、東京メトロが実施した初のVB支援事業で表彰された。近距離の無線装置を使って視覚障害者の現在の自らの位置を音声で知らせ、移動を手助けするシステムの開発に取り組んでいる。AIを使い目の前にある物体を解析して案内、駅のホームからの転落を防止する技術も開発中だ。

ARを使ったスマホ向けの謎解きアプリを手掛けるジモーメント。同社も西日本鉄道の同様な支援事業で受賞した企業の一社。西鉄が運営している遊園地「かしいかえん」で謎解きアプリが採り入れられた。

東急などは革新的なイメージがあります。インフラとAIやARの組み合わせは多様な応用分野がありそうです。


「おサイフケータイ」広がる ソニーの「フェリカ」 格安スマホに採用相次ぐ

http://www.nikkei.com/article/DGKKZO13738330W7A300C1TI5000/

トリニティが発売するオリジナルスマホでフェリカに対応したICチップを採用する。SIMフリー端末でのフェリカチップの採用例としては富士通の端末などがあるが、通信会社への納入実績がない専業メーカーではトリニティが初めてとなる。

2004年にNTTドコモが携帯電話にフェリカチップを採用して始まった「おサイフケータイ」。アンドロイド搭載のスマホで利用が進むが、セキュリティー面への不安から実際に使うのは30代男性が中心だったという。ただiPhone7での採用を機に女性の利用頻度も上がりつつある。

日本の電子マネーの決済金額は16年に初めて5兆円を突破し、利用シーンも広がりを見せる。それでも利用額が49兆円規模のクレジットカードと比べればなお小規模だ。日本で流通する現金残高はGDPの19.4%と世界でも突出している。

SONYにとってFeliCaは成長事業ですね。カードの10%ほどの利用規模らしいですがこれからより伸びそうです。


海外高級ブランド生地作り 縁の下の中小 天池合繊、糸の細さ毛髪の5分の1 I.S.T、ポリエステルで「ウール」

http://www.nikkei.com/article/DGKKZO13684530U7A300C1TJE000/

「パリコレでは今年もどこかのブランドが使っているだろう」。天池合繊の天池社長は事もなげにこう言う。薄手の生地「天女の羽衣」のことだ。取引先には欧州の超高級ブランドが並ぶ。柔らかさの決め手は細い糸。目をこらさないと見えない糸を「見えるようにする」(天池社長)ことから始め、切れないように織る。もとはフィルターなど産業用に開発していたが、共同開発先が破綻したため、自社販売できるアパレルに切り替えた。

機能性材料開発のI.S.Tは、米パタゴニアと共同で登山用肌着を開発した。この肌着の糸に、I.S.Tの独自技術が使われている。糸の構造を大きく膨らませ、同じ見かけで3割以上軽い糸を紡ぐ技術を持つ。ウールはルイ・ヴィトンに採用された実績もある。

シルクを手掛ける山嘉精練は今年2月、パリの生地の展示会に初めて参加した。エルメスやルイ・ヴィトン、ジバンシーなどのバイヤーが同社のシルク生地を手に驚きを見せた。「ドットダイ」と名付けたシルクは一見無地だが、目を凝らすと様々な色が生地の中にあるのに気づく。

日本メーカーからは難しい注文や依頼がなく、海外メーカーが日本の繊維業を強くしているとのこと。


「実質0円」禁止 販売店淘汰 スマホ低迷、キタムラ大量閉店 接客・付加価値 活路探る

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キタムラは上場以来初めて赤字に転落する。これまでも時代の変化にさらされてきた。デジタルカメラの普及で、本業のDPE市場が縮小。対策として注力したデジカメ販売も高性能カメラ付きスマホに押される。スマホ販売に活路を見いだし、11年から取扱店を急速に広げた。もともと綻びはあった。カメラ、プリント、スマホを一緒に売る販売員の負担が増えた。16年3月期の売上高人件費率は12.2%と2年連続で上昇した。

大手携帯3社は代理店を新規契約数などで4~5段階にクラス分けし、販売奨励金の額を決めていた。クラスが変わると「派遣社員2人分の月給ぐらい変わる」(代理店幹部)。代理店はこれまで奨励金を原資に値引きをしかけたが、規制で過度なキャンペーンは打てなくなった。

DPE大手のプラザクリエイトは約80店の販売店を持ち、16年4~9月の販売は前年同期比2割増。この期間に出した5店は全てソフトバンクの格安ブランド「ワイモバイル」だ。大島社長は「販売代理店の淘汰が進む今こそ好機」と接客や都心部の好立地、待ち時間をつぶせる写真プリントを強みに積極出店を続ける。キタムラも4月にモバイル事業部を立ち上げて、スマホの販売戦略をカメラと分離する。

実質0円の影響の大きさを感じました。格安スマホへの乗り換えが進めば家計にも変化が出てくるでしょうか。


固定費ずしり、緩まぬ財布 スマホ・保険料・光熱費…支出の1割に

http://www.nikkei.com/article/DGKKZO13399770W7A220C1NN1000/

総務省の家計調査によると、2人以上の働く世帯の携帯電話料金は、2016年に年16万5千円と10年前に比べ5万6千円も増えた。家庭のネット回線の通信料と合わせると、通信費は19万7千円。20万円に迫り、10年前から6万8千円も増えた。

意外に増えているのが保険料だ。掛け捨て型の保険の費用は年10万2千円と初めて10万円を超えた。生命保険協会によると個人保険の保有契約件数は10年で5千万件増えた。伝統的な死亡保障だけでなく、医療保険やがん保険、介護保険が普及。「国の社会保障制度への不安が募る中、『長生きリスク』への備えが広がっている」(大手生保)

家計調査によると、2人以上の働く世帯の実収入は632万4千円でリーマン危機前の10年前を1万5千円上回った。しかし消費支出は371万5千円と、12万8千円減った。預貯金に回す金額は19万6千円増え85万4千円となった。

格安スマホなど固定費を減らす手段は10年前より広がっているのに、減っていないというのがミソですね。


ボタン型スピーカー「ペチャット」 博報堂 ぬいぐるみと「会話」実現 スマホからセリフ指定

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手掛けたのは、博報堂の製造開発プロジェクト「モノム」だ。コピーライター兼プロダクトデザイナーの小野直紀さんらが中心になり、自由な発想で企画してきた。「単に面白いモノを作るというより、必要とされるモノを」追求。「すべての○○を、××に」というキャッチコピーを掲げ、空白に何を埋められるかアイデアを出し合った。まとまったのが「すべての『ぬいぐるみ』を、『おしゃべりに』」だ。

昔から使われてきたぬいぐるみをITの力で大きく変えることができれば、これまでにない、優れた製品になる。メンバーが家族と過ごす中で、発想が生まれていった。親とだけでなく、子供たちは好きなぬいぐるみに話しかけることも多い。本当にコミュニケーションがとれれば、育児を楽しく支援できる。しかも、モノに心が宿るという疑似体験ができる利点もあるともみた。

テストマーケティングの狙いも込めて、Makuakeで資金を募ったところ、目標の50万円をはるかに超え、1500万円以上集まった。掲載すること自体がPR効果を生み、大手百貨店を含む100店舗以上とネット通販で発売。品薄になることもあった。

「すべての○○を、××に」というフレームワークは新商品やサービスのアイデア出しにすごく使えると思いました。


キタムラ、129店閉鎖へ 写真プリント回復見通せず SNSで共有増える

http://www.nikkei.com/article/DGKKASDZ14I0X_U7A210C1TI5000/

収益が悪化した最大の要因は、本業の写真プリントの長期低迷だ。撮影の主体がデジカメからスマホに移り、多くの人は写真をSNSで共有するだけで、あまりプリントしなくなった。キタムラは保存した写真を簡単にアルバムに加工できる新サービスを打ち出したが販売を伸ばせていない。

新事業として始めたスマホ販売にも逆風が吹いた。スマホの実質0円に対する規制が始まり「期初の見込み以上に落ち込んだ」(菅原取締役)。

同業のプラザクリエイトも収益は厳しい。高画質の写真を客が自分で印刷できる写真印画紙自動出力機を開発。夏までにソフトバンクの携帯電話販売店100店に導入する。雑貨店などにも売り込み、新たな収益源に育てようとしている。大島社長は「DPEという業界はいずれ消える」とみて、本業にこだわらず、社内の技術を新たな分野に応用する考え。大規模なリストラに踏み切ったキタムラも業態転換が急務だ。

ライフスタイルの変化にもっと早く反応しておかなければならなかったかもしれません。本業は厳しそうです。


ネット越し 飲み友集まれ 時間気にせず気軽に

http://www.nikkei.com/article/DGKKZO12865760T10C17A2TI5000/

オンラインで楽しむ、奇妙な飲み会がじわりと広がっている。午後7時から女子会を開くという東京都内在住の岡川さん(36)。机にはビールとピザが並ぶ。岡川さんは約束の時間になると、おもむろにパソコンを開き、スカイプを立ち上げた。

画面の中の4人の女性は全員、クラウドソーシング「ヘルプユー」で働く主婦ワーカー。岡川さんがチームを組んで仕事をするメンバーだ。住む地域も年齢もバラバラだからこそ話題は尽きない。

パパ同士の交流にも使われている。4児の父、工藤さん(39)は過去に5回ほど、スカイプ飲み会を開いたことがある。「子育てを考えると、コアタイムとなる夜6~8時は自宅にいたい」と考えていた工藤さん。なかなか予定が合わなかった経営者の友人からオンライン飲み会を提案されたのが始まりだった。

百聞は一見にしかずで、一度はやってみるのもいいかなと思いました。クラウドワーカーには良い手段かもと思います。