ボタン型スピーカー「ペチャット」 博報堂 ぬいぐるみと「会話」実現 スマホからセリフ指定

http://www.nikkei.com/article/DGKKZO13141860Q7A220C1TJH000/

手掛けたのは、博報堂の製造開発プロジェクト「モノム」だ。コピーライター兼プロダクトデザイナーの小野直紀さんらが中心になり、自由な発想で企画してきた。「単に面白いモノを作るというより、必要とされるモノを」追求。「すべての○○を、××に」というキャッチコピーを掲げ、空白に何を埋められるかアイデアを出し合った。まとまったのが「すべての『ぬいぐるみ』を、『おしゃべりに』」だ。

昔から使われてきたぬいぐるみをITの力で大きく変えることができれば、これまでにない、優れた製品になる。メンバーが家族と過ごす中で、発想が生まれていった。親とだけでなく、子供たちは好きなぬいぐるみに話しかけることも多い。本当にコミュニケーションがとれれば、育児を楽しく支援できる。しかも、モノに心が宿るという疑似体験ができる利点もあるともみた。

テストマーケティングの狙いも込めて、Makuakeで資金を募ったところ、目標の50万円をはるかに超え、1500万円以上集まった。掲載すること自体がPR効果を生み、大手百貨店を含む100店舗以上とネット通販で発売。品薄になることもあった。

「すべての○○を、××に」というフレームワークは新商品やサービスのアイデア出しにすごく使えると思いました。


キタムラ、129店閉鎖へ 写真プリント回復見通せず SNSで共有増える

http://www.nikkei.com/article/DGKKASDZ14I0X_U7A210C1TI5000/

収益が悪化した最大の要因は、本業の写真プリントの長期低迷だ。撮影の主体がデジカメからスマホに移り、多くの人は写真をSNSで共有するだけで、あまりプリントしなくなった。キタムラは保存した写真を簡単にアルバムに加工できる新サービスを打ち出したが販売を伸ばせていない。

新事業として始めたスマホ販売にも逆風が吹いた。スマホの実質0円に対する規制が始まり「期初の見込み以上に落ち込んだ」(菅原取締役)。

同業のプラザクリエイトも収益は厳しい。高画質の写真を客が自分で印刷できる写真印画紙自動出力機を開発。夏までにソフトバンクの携帯電話販売店100店に導入する。雑貨店などにも売り込み、新たな収益源に育てようとしている。大島社長は「DPEという業界はいずれ消える」とみて、本業にこだわらず、社内の技術を新たな分野に応用する考え。大規模なリストラに踏み切ったキタムラも業態転換が急務だ。

ライフスタイルの変化にもっと早く反応しておかなければならなかったかもしれません。本業は厳しそうです。


ネット越し 飲み友集まれ 時間気にせず気軽に

http://www.nikkei.com/article/DGKKZO12865760T10C17A2TI5000/

オンラインで楽しむ、奇妙な飲み会がじわりと広がっている。午後7時から女子会を開くという東京都内在住の岡川さん(36)。机にはビールとピザが並ぶ。岡川さんは約束の時間になると、おもむろにパソコンを開き、スカイプを立ち上げた。

画面の中の4人の女性は全員、クラウドソーシング「ヘルプユー」で働く主婦ワーカー。岡川さんがチームを組んで仕事をするメンバーだ。住む地域も年齢もバラバラだからこそ話題は尽きない。

パパ同士の交流にも使われている。4児の父、工藤さん(39)は過去に5回ほど、スカイプ飲み会を開いたことがある。「子育てを考えると、コアタイムとなる夜6~8時は自宅にいたい」と考えていた工藤さん。なかなか予定が合わなかった経営者の友人からオンライン飲み会を提案されたのが始まりだった。

百聞は一見にしかずで、一度はやってみるのもいいかなと思いました。クラウドワーカーには良い手段かもと思います。


中古スマホ「安心」で売る JCOM、iPhone正規品/ソフマップ、故障時補償サービス

http://www.nikkei.com/article/DGKKZO12472960S7A200C1TI5000/

JCOMは「iPhone6s」の正規中古品を扱い始めた。正規中古品はアップルが定めた管理手順に基づき専門業者が整備して、再販するもの。データ通信とセットでサービスを提供する。格安スマホサービスがあるなかでは割高だが、人気の高いiPhoneを、大手キャリアの新品より3割ほど安く利用できる。

日本ではなじみの薄い正規中古品だが、海外では新興国を中心に根強い需要がある。日本でも一部の中古品販売業者が香港などから調達していたとみられる。ただ、「実質0円」などで通信大手が新品のスマホを販売し中古の割安感が薄かったこともあり、流通量は少なかった。

市場拡大でアフターサービスを充実する動きも広がる。ソフマップは1年間保証サービスを提供している。加入料を支払えば、購入金額の8割まで修理費用としてソフマップが補償する。

iPhoneで格安スマホサービスというのはニーズがあるように思います。キャリアの新品より3割安く使えるとのこと。


ソフトバンクに風穴 日本通信に押し切られ回線「開放」 「乗り換え」増える選択肢、格安スマホ普及加速

http://www.nikkei.com/article/DGKKZO12424760R00C17A2TI1000/

携帯大手3社は回線を開放しているが、ソフトバンクはSIMカードにロックをかけている15年5月より前の機種で、他社に乗り換えられないようにしていた。関係者によるとソフトバンクは「SIMカードは電気通信事業法の適用外で貸し出す設備に当たらない」と指摘。

日本通信は格安スマホ市場を切り開いてきた。まずドコモにもかみついた。07年に回線の接続を求め、総務大臣裁定を勝ち取る。12年には回線利用料が高く、基準が曖昧だとして総務省に申し立てた。総務省はドコモの回線接続料を半額以下とした。これが格安スマホ普及の契機となった。

格安スマホの回線はドコモに偏っている。接続料が最も安いからだ。今回、ソフトバンクが折れたことで、回線の選択肢が増える。日本通信以外でもソフトバンクに接続を求める格安スマホ会社は出てくるだろう。

孫さんのガソリン事件は有名ですが、今度は逆の立場。「大人になりましたから」と語ったそうです。


ノジマ、IoT主戦場に ニフティのネット接続事業買収 量販からサービスへ「奇策」に活路

http://www.nikkei.com/article/DGKKZO12377650R30C17A1TI5000/

ニフティが押さえているのは家庭とインターネットとの接点だ。パソコンとの接続が主流だったが、今後はテレビ、白物家電、ゲーム機など家中の電気製品が相互につながるようになる。一つの回線で家中の電気製品にサービスを提供できる。

GfKジャパンによると2015年の国内家電販売は7兆1100億円で、14年比6%減。ネット通販も交えた激しい価格競争と一線を画すことが必要だと考えた。だがサービス開発力はない。野島社長が頭を悩ましていた昨秋、ニフティの事業売却話が舞い込んだ。

ノジマの自己資本比率は2割台とライバルより劣る。ネット接続事業でシェアが3.2%にすぎないニフティに投じた資金は高すぎるとの指摘もある。財務面でのインパクトを避けるためにも相乗効果を引き出す道筋をはやく示す必要がある。

IoTサービスの上流を掴んだわけですね。ISPはIoTにおいてやはり強いということだと理解しました。


中国民泊大手の途家、日本に進出 新法見据える 訪日客の囲い込み狙う

http://www.nikkei.com/article/DGKKZO12377220R30C17A1TI1000/

全額出資の子会社を設立した。20年に日本の登録物件数5千件をめざす。宿泊費の3%を手数料として貸主から徴収。中国の12%より抑えて物件確保に弾みをつける。

民泊新法の制定を見据えて、直営の物件管理会社を設立し、マンションや空き家を民泊物件に転換するよう家主に働きかけたり、取得して自前の宿泊施設として運用したりする予定だ。途家の利用者は9割以上が中国人のため、貸主とのコミュニケーションが課題となる。

旅館予約サイト「relux」を運営するロコパートナーズとも提携した。同社が提携する日本の高級旅館700件の予約を1日から受け付ける。日本のサービスを体験したい富裕層を開拓する。

Tujiaは中国マーケットではエアビーよりも有利な立場にあるそうです。中国からの訪日客多いのでエアビーにとっては脅威でしょうね。


公営競技、ネットの神風 昨年度、赤字団体5年で半減 スマホ投票、若年層開拓

http://www.nikkei.com/article/DGKKZO11943420Q7A120C1ML0000/

総務省の地方財政状況調査を使って公営競技の実質収支を計算したところ、15年度の赤字団体は全体の16%だった。赤字の割合はバブル崩壊後の90年代に上昇、ピークの04年度には44%に達し「地方財政のお荷物」と皮肉られた。ところが急速に収益が改善し赤字の割合は低下。特に地方競馬は顕著で10年度に81%だった赤字の割合が、15年度は21%と大幅に改善している。

特別区競馬組合は16年、大井競馬場スタンド1階に「ニコニコ競馬モニター」を設置した。ネットサービスと連携を深めるのは、ネット投票を増やそうと考えているからだ。主催する東京シティ競馬の16年度の売り上げは、12月末時点で前年同期比6%増の965億円。ネット投票が17%伸びて全体の58%を占めており、今や主要な投票手段になっている。

収益改善が進んだ結果、地方財政にも貢献しつつある。神奈川県川崎競馬組合は設立以来初めて県市に収益を分配した。ほかに特別区競馬組合と埼玉県浦和競馬組合も自治体に還元しており、合計額は12億2000万円と前年度より23%増加した。

興味深い動向だと思います。地方競馬、競輪、競艇は好調で、オートレースは苦戦しているそうです。


「ポケGO」ゲーム市場どう変える ポケモン社長 石原恒和氏 シニアも興味、専用機波及

http://www.nikkei.com/article/DGKKZO11980450R20C17A1TJC000/

「ゲーム業界は『メディア』としても『ゲーム機』としてもスマホが中心になる。スマホの普及台数は10億を超える。専用機とは遊び手の規模のケタが違う。情報も簡単に一斉配信できる。6億人も楽しんでいるのはスマホだからだ」

「実は50~60歳代のシニア層もポケGOをきっかけに初めてゲームに触れている。欧米では特にポケGOからゲームソフトに流れ込む消費者の動きが顕著だ。ゲーム人口は増えている」

「今は世界で同時発売が必須になった。ネットで情報が瞬時に駆け巡るため、発売日が遅れた地域は遊ぶ前に『ワクワク感』が冷めていってしまう。かつては日本の半年後に海外版を出すのが普通だったが、最新作は発売と同時に9言語に対応した」

ゲーム業界は『メディア』としても『ゲーム機』としてもスマホが中心になると見ているようです。


スマホ学割、恩恵薄く ドコモが新プラン、3社出そろう 最低料金の条件複雑 au・ソフトバンク、思わぬ高額も

http://www.nikkei.com/article/DGKKASDZ17HR0_X10C17A1TI1000/

ドコモが発表したサービスは、25歳以下の契約者が新たに対象プランに申し込むと月々の料金を1000~1500円割り引く。子2人と両親の4人で通信データ量を分け合う場合、3ギガバイトまでなら子の最低月額は3200円となる。これで格安スマホの水準にぐっと近づくように見えるが、実はドコモを15年以上使っている家族がいることが条件だ。

先行して学割を発表したauとソフトバンクは条件の複雑さが一段と際立つ。auとソフトバンクは学割適用に、通信データ量に応じて料金が段階的に上がる仕組みを採用した。最低料金の条件を満たさず、データ量増大を意識しなければ、auで最大7500円、ソフトバンクで7390円の請求がくることになる。

3社が料金を少しでも安く見せようと腐心するのは格安スマホへの対抗からだ。総務省によれば格安スマホの契約数は2016年9月末時点で1427万件と前年同期より33%増えた。携帯電話全体に占める割合は8.6%と1.9ポイント伸び、10%超えが目前だ。

この賢さ比べのような悪習は本当に改正して欲しいので、それこそ安倍のひと声に期待したいです。