値下げの吉野家 苦戦 既存店売上高、伸び鈍く 競合他社はメニュー改善

http://www.nikkei.com/article/DGKKZO14968250V00C17A4TI5000/

吉野家の3月の既存店売上高は3カ月連続の前年割れから1.1%増に転じた。ただ、外食全体では微増ながら2カ月連続でプラス成長だったゼンショーホールディングスや、4%増だった松屋フーズを含めた牛丼3社よりも既存店売上高が伸びている企業が増えている。

ゼンショーはすき家でセットメニューを前面に押し出す作戦で、客単価の増加で売り上げの伸びを維持してきた。16年には一度も牛丼で割引をしないなど、値下げ競争から撤退しつつある。松屋フーズも定食などに力を入れ幅広い客を取り込む一方、値下げは見送った。

吉野家HDは「消費者には牛丼が1杯280円だった時代の印象がまだ強い」と分析する。牛丼比率が高い吉野家でもメニューの多角化なども進めているが、「値下げ」「牛丼単品」という顧客の認識を変えるのに苦労しているという。

吉野家の売上高に占める牛丼比率は5割前後で松屋は2~3割ということなので、イメージ変えることに苦戦しているようです。


トリドール、食材ネット通販参入 配達まで1週間、こだわりの生鮮需要開拓

http://www.nikkei.com/article/DGKKZO13015210W7A210C1TI5000/

当初10品目弱からスタートするが、増やしても20品目程度にとどめる。競合のネットスーパーに比べて価格が2倍以上高い食材を中心にする。取り扱い予定の高知県産トマトなら1キログラム3千円程度。

受注した分だけ生産者に発注する。配達に時間がかかるが、産地直送の新鮮な食材を確実に手に入れられる。注文後も野菜の生育状況やおすすめ料理のレシピなどをSNSで配信。届くまでの「楽しみ」の演出で需要を喚起する。

競合のネットスーパーは即日配送や品ぞろえの豊富さなど、利便性の高さが持ち味。これに対しトリドールは週末だけ自炊する共働きの若い世帯などを念頭に、こだわりの食材で勝負をかける。

利便性とは逆の方向性に思いっきり振って正解だと思います。求めるものも多様化していますし。


サクッと天丼 シニア夢中 安さ人気、大手が力 松屋が専門店 「てんや」は地方拡大

http://www.nikkei.com/article/DGKKZO10511880Z01C16A2TI5000/

節約志向の高まりでファミリーレストランが伸び悩む中、天ぷら・天丼専門店は調理の手間がかかる天ぷらの揚げたての味を、専用の調理機械を用いた省力化などで手ごろな価格に抑えた「お得感」を売り物に伸びている。特に1世帯当たりの人数が少ないシニアや調理時間が取りにくい働く女性から支持を集める。

富士経済によると、16年の国内外食市場で138業態のうち「天丼・天ぷら」は15年比で21%増の259億円となる見込みで、伸び率は2番目に高い。

「てんや」を展開する最大手のロイヤルHDは地方への出店を加速する。国内では184店(2016年末見込み)を出すが、直営店はほぼ全て首都圏にある。20年に5割増の280店に増やし、うち100店は地方を中心にFCで出店する。

富士経済の調査でプレミアムハンバーガーがハンバーガーと分けられているのが興味深いところです。