段ボールから見た景気 ネット通販で消費回復 レンゴー会長兼社長 大坪清氏

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO20438500X20C17A8NN1000/

「安倍首相と黒田日銀総裁の体制がそれなりに効果を発揮してきた。日本は長期、中期、短期という3本の景気循環の曲線がすべて上向きになる『ゴールデンサイクル』に入った」

「日本は少子高齢化の中であっても、消費はそれなりに回復している。2017年の段ボール需要は141億平方メートルまでいくと思うが、これは史上最高の値だ。段ボールに入ったモノは消費される」

「食料品を中心とする消費財がネットにのっている。また、IoTに代表される第4次産業革命の影響が出始め、情報空間と実世界を統合して分析するサイバー・フィジカル・システムという概念もある。ネジや金づちもネットで注文される時代なので、段ボールの需要はまだまだ伸びる」

「ゴールデン・サイクル」の著書は読んでみたいと思いました。新しい視点のように思います。


中小運送、ヤマトの隙突く 深夜・早朝に衣服配送 トラック7割増1000台に

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO20419740V20C17A8EA6000/

ロコンドはマジカルムーブと組み、早朝便と深夜便を都内で始める。早朝・深夜に特化する同社に委託し港区など都心7区でスタートし、年内に23区に広げる。在宅中の人が多い早朝・深夜帯に届けて再配達を減らす。

首都圏を中心に企業間配送を手がけるSBS即配サポートはネット通販商品の宅配事業を広げる。現在は600台のトラックを2019年までに1000台に増やして輸送力を増強する計画だ。安定した仕事量を確保して個人運送業者を集める。

16年度の宅配便取扱個数は15年度比で7.3%増えた。中堅・中小業者がヤマトの穴を埋められれば、サービスの維持につながる。ただ、中小業者の一部についてヤマトとの品質の差を指摘する消費者もいる。

個人運送業者を組織化する動きなど。しかし今は人手不足の物流業界も、ゆくゆくは人余りになるんだろうなと思います。


Uアローズ、株価戻り鈍く 時価総額1000億円割れ ネット通販、店舗を補えず

http://www.nikkei.com/article/DGKKZO19690930U7A800C1DTD000/

ここに来てネット通販の伸びが店舗の落ち込みを吸収できなくなっている。7月の既存店売上高は前年同月比0.2%減と10カ月ぶりに減少した。ネット通販は15.6%増だったが、店舗が3.6%減少したためだ。

Uアローズのネット販売を支えるのはゾゾタウンだ。ネット通販の売上高の6割を占める。足元では、ゾゾタウンの成長で新規に参入した他ブランドとの競争も厳しくなってきた。「ネット通販は単純な価格勝負になりやすい。Uアローズも価格競争に巻き込まれるリスクがある」(外資系アナリスト)との指摘もある。

株価がさえない一因には、アパレル各社が大規模なリストラに取り組む中、Uアローズが出遅れているとの市場の見方がある。時価総額が1兆円を超えるまでに成長したスタートトゥに対し、じり貧のUアローズ。今後の成長力を示さなければアパレルの優良企業と言われてきたUアローズの株価が本格的に出直るのは難しい。

単に品質だけでは生き残れないですね。デザインと価格のバランスなどファストファッションから学ぶことも多いかと。


ネット通販、動画花盛り 1分で商品紹介、生中継も Cチャンネル、画面ボタンで購入/メルカリ、買いたい人が直接質問

http://www.nikkei.com/article/DGKKASDZ13HZ8_T10C17A7TI1000/

有名モデルやネット上のインフルエンサーが衣料品や化粧品、日用品など商品を紹介するCチャンネルの動画。気に入ればすぐに購入できる。14日には、サマンサタバサジャパンリミテッドと提携し、ミランダ・カーさんを起用した動画を配信する。

メルカリチャンネルは、商品を販売したい利用者がライブ動画を流せる仕組みだ。商品の使い方などを直接説明できるほか、利用者側も出品者に直接質問でき、疑問をすぐに解決できる。

動画制作ベンチャーのキャンディーは、スマホのライブ動画を視聴して商品を購入できるアプリを始めた。ファッション通販サイトを運営するクルーズと提携。6月30日から7月7日にかけて、原宿のカリスマ店員など著名人が出演する30分程度の動画を配信、夏物衣料のセールを実施した。

Cチャンネルここへ来て存在感増してきました。経営手腕さすがです。ますます動画マーケティング重要ですね。


アパレル各社、物流増強 ネット通販拡大で効率化 アーバンリサーチ、最大拠点に集約 オンワード、仕分けを自動化

http://www.nikkei.com/article/DGKKZO18526420V00C17A7TJ1000/

アーバンリサーチは2018年6月、同社最大規模となる物流拠点を大阪府で稼働する。最大の既存拠点と比べ約2.7倍の大きさで、現在の6拠点から2~3年後をメドに3拠点に集約する。輸送や人員を効率化して年数億円のコスト削減をめざす。

オンワードホールディングスは19年度をめどに物流拠点を新設する。オンワード樫山で、現在は支店ごとに10カ所以上ある倉庫を3カ所程度に集約。1カ所の主要拠点から直接店舗に送れるようにすることで賃料や人件費を抑える。新拠点では在庫の仕分け作業を自動化する。

経済産業省によると、16年のEC市場は15兆円を超え、ここ5年でほぼ倍増した。規模拡大に伴いスタートトゥデイなども物流倉庫を拡大している。一方で物流費は高騰している。アパレル各社は物流を効率化し収益改善を急ぐ。

基本的に集約した方がコストを下げられるということですね。物流費高騰も背景にあります。


ヤマト、時間指定変更・「大型」値上げ 消費者・企業に変化迫る 最も遅い時間帯は荷物受け取りづらく

http://www.nikkei.com/article/DGKKASDZ19IME_Z10C17A6EA1000/

帰宅後に受け取りたい利用者が最も遅い「午後8~9時」に集中していた。「午後7~9時」に時間帯の幅を広げ配達員の負担を和らげる。「正午~午後2時」は廃止し、配達員が昼食休憩を取りやすくした。

ヤマトは大型荷物の配送サービス「ヤマト便」を値上げした。箱の3辺の長さの合計が160センチメートルを超える荷物が対象になる。東京23区内を運ぶ最低運賃は2388円と従来より58%上がった。10月1日に宅配便の基本運賃を平均15%上げるが、大型荷物は配達員の負担が大きいため、先行して値上げした。

大型製品では自転車のほか楽器などの通販が厳しくなるとみられる。一方、大型荷物の宅配を全国規模で手掛ける西濃や佐川も顧客ごとに値上げを交渉する。通販会社が受け入れ、消費者が負担する送料への転嫁が相次ぐ可能性もある。

良いと思います。そんなに消費者を甘やかさなくても。5割増とか5倍増となると事業者は大変ですが強くなるしかないですね。


古着ネット通販活況 マガシーク参入 「ゾゾ」追う

http://www.nikkei.com/article/DGKKZO17044230Z20C17A5TJ1000/

マガシークは中古品チェーンのベクトルと業務提携し、中古衣料販売に本格参入する。アパレル各社が苦境にあえぐなか、古着の販売は好調で、ネット通販各社が攻勢を強めている。

マガシークは特設サイトを通じて衣料品を買い取り、ベクトルが査定や保管、配送を請け負う。7月からマガシークの通販サイトで売る。3~4年後をめどに中古品事業で売上高20億円をめざす。

先行するのはゾゾタウンを運営するスタートトゥデイだ。衣料品通販のクルーズがに中古衣料品の取り扱いを始め、エニグモもアクティブソナーと中古品委託・買い取りサービスで提携するなど参入が続く。

マガシークは利用したことありませんが、ZOZO並にラインナップが増えると利用機会も出てくるかと。


アパレル5社のネット通販、売り上げ4年で2倍 合計でも「ゾゾタウン」の3分の1

http://www.nikkei.com/article/DGKKZO16490110W7A510C1TJ1000/

日本百貨店協会によると、アパレル各社の主要販路である百貨店の衣料品売上高はで17カ月連続で前年比マイナス。実店舗の集客力が弱まるなか、ECは頼みの綱だ。

アパレル各社のEC売上高は伸びているものの、専用サイトに比べると出遅れ感も否めない。ゾゾタウンは04年にサービスを始め、取扱額は16年度に2120億円に達した。販売を委託するアパレル各社の商品の売り上げも含まれるとはいえ、5社の合計の3倍以上だ。

アパレル関係者からは「ECが伸びると店頭の販売員のモチベーションが下がる」「卸先の百貨店との利害関係が合わない」などの声もある。ただ、ゾゾやアマゾンなど他の通販サイトがファッションに参入するなか、EC向けの対策は急務だ。

関係者の懸念はそこで思考停止になっていては衰退するのみだと思います。ユニークな商品・サービスが必要かと。


仮想試着 ネットで浸透 顧客の不安払拭、返品率も低下 メイキップ、ジーユーで採用 バーチャサイズ、手持ち服と比較

http://www.nikkei.com/article/DGKKZO14261810Y7A310C1TJE000/

VBのメイキップが提供する仮想試着サービス「ユニサイズ」。ジーユーは同サービスを連携させている。購入したい服を選ぶと事前に入力した身長や年齢、体重や身体の特徴に基づきお薦めのサイズを提案してくれる。

バーチャサイズは以前に購入した洋服と比較して、サイズをイメージで表示する。「人によって着心地が良いと感じる感覚は異なる。手持ちの服と比べられるのが最善のアプローチと考えた」(バーチャサイズ)。「ラグタグ」を運営するティンパンアレイはバーチャサイズを導入。「消費者からの返品要望は3割程度減った」という。

楽天が買収した英企業、フィッツ・ミーも欧米のブランドを中心に仮想試着サービスを提供する。身長やウエストのサイズなどを入力すると、自分と似た体形のモデルが画面に表示され、モデルが代わりに試着することで自分が着ているようなイメージがわく。

実際返品率に効果が出ているようです。この分野も今後より進化して当たり前になるかもしれません。


宅配値上げ ヤフーも心配 出店者任せを修正 アマゾンより影響深刻?

http://www.nikkei.com/article/DGKKASDZ10IOH_Q7A310C1TJ2000/

モール型の運営企業は料金値上げの影響を受けないように見えるが、直販型より深刻になる場合もある。「出店企業が値上げ分をそのまま転嫁すれば、消費者には値上げと同じに映ってしまう」(通販大手)からだ。

アマゾン・ドット・コムは両方を手がけるが、強みは自前の巨大な倉庫と物流網を駆使して配達を効率化してきたことにある。ヤフーや楽天に比べ物流コストの吸収余力は大きい。さらにアマゾンは一定の年会費を払うと配達が無料になるサービスが人気。ヤフーや楽天にとって宅配の値上げは顧客流出のリスクだ。

ヤフーとアスクルが運営する「ロハコ」。あえて配達の指定時間を短く設定。到着直前にスマートフォンのアプリで通知しピンポイントで商品を届ける。一般に2割とされる再配達。同サービスは利用者の不在率が2%にとどまる。

モール型は出店企業に送料設定が任されているので、値上げ分を転嫁すればYahoo!ショッピング全体が値上がりするのではという懸念のようです。