レジ係はロボ ローソン、パナソニックと 会計・袋詰め自動化、来年度導入

http://www.nikkei.com/article/DGKKASDZ12I6N_S6A211C1TI5000/

最大のポイントは電子タグを活用する点にある。商品に貼り付けた電子タグをレジロボ内で読み取り、素早く精算する。バーコードのように来店客が読み取る必要がない。おでんなどタグを貼れない商品だけ、売り場のバーコードを手作業で読み込む。

パナソニックは工場の自動化技術を活用。形や材質が異なるそれぞれの製品をまとめて袋詰めできるよう金属や樹脂の部品を細かく調整し、卵を割らない、ケーキを倒さないといったローソン側の要求に応えた。

実用化にはハードルもある。最大の壁は電子タグの価格だ。現状では1枚10~15円程度とされる。1個100円のおにぎりが並ぶコンビニでは採算が合わない。このためローソンは競合コンビニも含む小売企業に対し、同じ仕組みの採用を働きかける。

コストの問題などありますが、あっという間に広がって、コンビニ風景が一変しそうではあります。


家事、ロボットにお任せ 窓拭き・服の折り畳み…商品続々 共働き世帯に的

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http://www.nikkei.com/article/DGKKZO10140390Q6A131C1TI5000/

セールス・オンデマンドは窓拭きロボ「ウインドーメイト」を発売する。窓の両側に磁石の力でくっつき、徐々に動きながら汚れを拭き取る仕組み。窓掃除の時間がない共働き世帯や高い場所の窓を拭く作業がつらくなってきた高齢者らに売り込む。

調査会社のGfKジャパンによると、掃除用ロボの国内販売台数は13年に46万台と過去最高だった。普及に伴って14年は35万台、15年は39万台と伸び悩んでいる。セールス・オンデマンドは窓拭きロボを売り出すことで家事用ロボの需要を掘り起こす。

家事用ロボ市場は今後、高機能化や品ぞろえ拡充でさらに拡大しそうだ。NEDOによると、家事支援ロボットの国内市場規模は25年に157億円、35年に858億円に増える見通しだ。

掃除用ロボは伸びが鈍化しているそうですが、AIの進化もありますし、ここからまた普及しそうです。


「官製春闘」首相正念場に 景気、賃上げ頼み 経団連会長、ベアには難色

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http://www.nikkei.com/article/DGKKZO09628300X11C16A1EA2000/

アベノミクスは袋小路に入っている。日銀の異次元緩和は限界が指摘され、景気浮揚の即効薬は見当たらない。さえない個人消費を刺激するため、ベアに踏み込んだ首相の姿からは焦りものぞく。

そもそも経営者の賃上げマインドは現在、そう高くない。最も大きいのが収益環境の悪化だ。上場企業の2016年4~9月期決算は4年ぶりに最終減益となった。17年3月期通期見通しもパナソニックなど大手の下方修正が相次ぎ、最高益を更新してきた過去3年とは状況が異なる。

経営・財務面での変化も労使交渉に影響している。上場企業は約100兆円を超える過去最高水準の手元資金を抱えるが、株式配当や自社株買いに資金を振り向ける一方、賃上げには腰が重い。

様々な立場や役割がありますから、それぞれで干渉し合うのは健全な姿ではないかと思います。


世界ブランドランキング トヨタ5位、アジア勢初 米社調べ デジタル活用策など評価

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http://www.nikkei.com/article/DGKKASDZ05HNY_V01C16A0TI1000/

トヨタは前年6位から5位に上昇して過去最高位となった。「長期的な視点からの事業戦略と、デジタルを活用したブランド訴求が市場で際立っている」(インターブランド)という。

ブランド価値はトヨタが9%増、日産が22%増と大きく伸びた。ソニー(8%増)は08年以来8年ぶりの増加。「構造改革による事業の選択と集中がブランドの復権に貢献した。高画質な4KテレビやVRなど、訴求力の高い消費者向け製品が出てきた」(インターブランド)

全体首位の米アップルと2位の米グーグルは4年連続で同順位。米フェイスブックは「効果的なM&Aや提携を積極的に実施している」として前年23位から15位に上昇した。最もブランド価値が増えたセグメントはリテール部門(19%増)で、特に米アマゾン・ドット・コムが33%増で最も成長したブランドの一つとなった。

インターブランドのサイトにはJapan’s Best Domestic Brandsなども掲載されていました。


爆買い、ネット時代 日本で買い物「ばかばかしい」

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http://www.nikkei.com/article/DGKKZO07713790X20C16A9EA1000/

中国政府が4月に実施した、中国人がネット通販で海外品を輸入する「越境EC」の税制変更。越境EC経由なら限度額までは関税はゼロ、増値税(消費税)など税金は通常の輸入の7割で買える。

今年に入り、日本では1人当たりの買い物額が減少する。円高・人民元安などの理由もあるが、割安で手軽な越境ECの利用拡大が影響している。中国の調査会社、艾瑞諮詢によると2015年の越境ECの市場規模は9千億元(約13兆6千億円)と前年の5割増で、今年は1兆2千億元になるとみる。

中国ネット通販のシェア5割を握るアリババは、これまでも出店を呼びかけていたが、日本企業の反応ははかばかしくなかった。商機を見いだしたのがリクルートライフスタイルのプロデューサーの山下。「ポンパレモール」に出店する企業の商品をアリババのサイトで販売する仕組みの構築に着手。商品説明を現地の慣習も踏まえて中国語訳し、決済や配送も代行する。

中国越境ECの熱気を感じました。税制変更などで爆買いがリアルからネットに移行しているようです。


AI日本の戦略 深層学習 現場に応用 物流・工場へ導入めざす

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http://www.nikkei.com/article/DGKKZO05206220U6A720C1TJM000/

競技の鍵を握るのが画像認識能力だ。「準備期間3カ月で世界の強豪に肩を並べる結果を出した」というPFNが使ったのが深層学習と呼ぶ技術。脳を模した神経回路網を何層にも重ねたプログラムで大量のデータを学習し、能力を高めた。

ものづくりなどに強みを持つAIベンチャーはほかにもある。東京工業大学発のクロスコンパス・インテリジェンスだ。実績もある。ルネサスエレクトロニクスとは、深層学習を応用することで機械異常の予兆を検知し、不良品や故障を防ぐ技術を開発した。

AIの開発動向に詳しい松尾東京大学特任准教授は「深層学習技術を個々の現場にいかに早く実装できるかが勝負。工場をはじめ現場力が強い日本企業に勝ち目はある」と語る。ただ、製造現場などに深層学習を応用する動きは国内にとどまらない。グーグルは最近、カゴに入った複数の種類の品物をロボットアームが識別して取り出す技術を公開した。

基本、ライブラリの組み合わせだという話も聞きましたが、まだよく分かっていません。どこかで学習せねば。


デジカメなど縮小20市場、上位3社のシェア拡大 国内102品目 15年調査 開発・販売力で優位

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http://www.nikkei.com/article/DGKKZO05193140U6A720C1TJC000/

2015年の国内の「主要商品・サービスシェア調査」(対象102品目)では、インクジェットプリンターやビール系飲料など縮小する市場で上位3社がシェア合計を拡大した品目が目立った。商品開発力や販売力に勝る上位企業の存在感が高まっている。

デジタルカメラでは、首位のキヤノンと2位のニコンがそれぞれシェアを上げ、ソニーも含めた上位3社のシェアは66.7%と14年から2.1ポイント高まった。スマホと競合する安価なコンパクトカメラから多くの企業が撤退しており、ブランド力のある上位2社のシェア向上につながった。

中小企業はシェアを奪われているということになりますね。開発力や販売力の差が本当に大きいんだろうと思います。


発掘 強い会社 留守宅管理や福利厚生代行 リログループ 「総務部代行」で急成長 海外赴任者支援に期待

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http://www.nikkei.com/article/DGKKZO04538050W6A700C1DTA000/

リロは1984年、転勤者の留守宅を転貸する国内初のリロケーションサービスを始めた。その後、保養所管理や格安ホテルプラン提供、社宅管理など福利厚生代行へと事業領域を広げてきた。いずれもストック型ビジネスで、一度契約すると安定的に利益を上げられる強みがある。

次の成長分野として力を入れるのが海外赴任者のサポートだ。海外赴任にはビザ取得や予防接種の手配など事細かな雑務がある。同社は作業を一元管理するシステムを開発。顧客企業の人事部や赴任者本人、リロの担当者がパソコンを見れば一目で必要な手続きが分かる。海外に初めて進出する企業には赴任者の給与体系作りなどコンサルティングも手がける。

今期の連結純利益は前期比15%増の82億円と8期連続で過去最高となる見通し。企業が総務部などの業務を外部へ委託する流れを追い風に各事業がそろって拡大する。株式相場全体の不調をよそに株価は昨年末から2割上昇した。

ぜひ創業者にカンブリア宮殿に出て頂きたいです。国内はほぼリロの独壇場だそうです。リロケーションの捉え方が広いように思います。


シャープ、「チーム戴」日本人脈結集 社長に郭氏の番頭、元ソニー幹部ら取締役に

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http://www.nikkei.com/article/DGKKZO02243790S6A510C1TI1000/

「雷のように激しく風のように素早く動く」。鴻海社内での戴氏の評価だ。規律にうるさく、毎朝7時から幹部会を開き郭氏の指示を社内に徹底させる。「あれほど忠実な番頭はいない」。鴻海幹部はこう打ち明ける。

戴氏は台湾の電機大手、大同グループ出身。1986年に鴻海へ転じ、ソニーとの取引を成功させて頭角を現す。ゲーム機やテレビの製造受託を手始めに、日本のビジネスを拡大した。その際に親しくなった人を今回、取締役に選んだ。

戴氏が日本人脈を生かした「チーム戴」を結成した背景には鴻海の不安がある。製品開発を米アップルやソニーといった外部企業に依存してきた。このため「消費者向け製品を開発して売るのは簡単ではない」(鴻海の日本人幹部)。

またまた強烈な感じの方が鴻海から。鴻海色に染まっていく様子が伝わってきます。雇用の原則維持が気になります。


IoT使った生産、日本勢が独を追う 独産業見本市 トヨタが新設備に全面採用、富士通はマイクロソフトと提携

http://www.nikkei.com/article/DGKKZO00259360Y6A420C1TI1000/

2000年代の日本の製造業は円高局面でも国内にものづくりを残そうと生産の効率化に取り組んだ。ロボットや制御機器による自動化で世界に先駆ける一方、新技術のIoTで出遅れた。

トヨタ自動車は今後新設する世界の工場で、すべての生産設備をネットワークでつなぎ、ラインの稼働率向上につなげる。富士通はMSと提携し、世界に拠点を持つ製造業向けに、全工場の現在の状態を可視化するシステムの構築事業に乗り出す。

ドイツの製造業は自らができない技術を補完するため他社と協力する仲間作りが得意で、大手だけでなく中堅までIoTのシステム開発に乗り出す企業が目立つ。「カイゼン」「カンバン」「セル生産」など製品や部品を作り込む日本企業の生産技術は世界に知られる。ネットを使って管理の質を引き上げ、製造業の仕組みを作りかえる次のステージでの競争が始まった。

企業の協力が当たり前のドイツは、国の後押しもあってIoTが浸透しやすいのだと思います。日本はカイゼン等ではリードしましたが企業風土的にどうでしょう。