靴販売に「しまむら流」 専門店、20年までに100店体制 価格、他社の半額程度

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衣料品では機能性が高い商品の投入でGMSなどの消費者を取り込み成長を続ける。婦人向け衣料品の品ぞろえやマーケティング手法を活用。婦人靴を中心に据え、価格は他社の半額程度に抑える。

ファーストリテイリングやアダストリアなどカジュアル各社は衣料品の店舗の中で靴を扱っており、専門店を設けるのは珍しい。国内で約2000店を運営するしまむらは、値下げして売り切る販売力を目当てに多くのメーカーから新商品が持ち込まれる。この中から保温性が高いパンツなど多くのヒット商品が生まれた。

自社で開発や生産管理をするユニクロとは違う。ユニクロに比べると粗利は劣るが、在庫が少なく低コストの店舗運営で低価格を実現。このノウハウを婦人靴に持ち込む。

靴市場は横ばいらしいので、ABCマートなどと顧客の奪い合いの構図。しまむら流なので、何より安さが売りでしょうね。


ファストリ、私仕様の服 10日で届く 有明オフィス始動 顧客データ全社で共有

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縦割りの組織を「シームレス」にすることでコミュニケーションを密にし、意思決定の時間も短縮する。従来のリレー方式を改め時間を短縮する。実現できれば需要の読み違いを減らすことができる。「つくったモノを売るという所から、消費者が求めているモノだけをつくる」(田中執行役員)という変革に挑戦する。

ファストリはこれまで半年から一年前に自らデザインを決めて素材を調達、海外の契約工場で縫製して、自前の店舗で売るSPAでのしあがってきた。しかしそれでも「1年前の企画の商品が並んでいる」(柳井氏)のが現状だ。実際、2015年冬は暖冬に対応できず、既存店売上高は10%も前年を下回った。

さらに、「個」への対応もにらむ。これまで肩幅の広さや腕の長さなどで通常サイズが合わない人は、諦めて着る選択肢しかなかった。顧客は店舗やネットを通じて、サイズや色、デザインなどを伝えれば、同様に10日で自宅に届く。ユニクロの店舗で買うのと同程度の価格・料金でサービスを受け付ける見通しだ。

製造小売業から情報製造小売業へ。働き方から物流の仕組みから個への対応から、色々と盛り込まれていて興味深いです。


ZARA・H&M、止まらぬアパレル2強 ブランド・地域「選択と集中」せず

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「顧客ニーズに素早く対応できる基盤を持ち、独自の地位を確立している」。イスラCEOに攻めの姿勢を変える気配はない。インディテックスの経営に「選択と集中」の思想はない。主力の「ZARA」に加えて「ベルシュカ」「プル&ベア」など客層と価格帯を分けたブランドも並行して拡大。「ZARAホーム」と呼ぶインテリア雑貨はここ数年で急速に伸びている。

首位争いで譲らぬH&Mも路線は同じだ。16年11月期の売上高は前の期比6%増やし、インディテックスと拮抗。今期はベトナムやカザフスタン、コロンビアなど5カ国に進出し、「COS」「モンキ」など複数ブランドを一斉に出店する。

競合への影響も顕著になってきた。ドイツやハンガリーで衣料品店を運営するチャールズ・フォーゲレは赤字が続き、オランダ法人の倒産を決めた。「グローバルとデジタルが世界二大トレンド」。ファーストリテイリングの柳井会長兼社長は自覚するが、彼我の差は縮まらない。

なるほどMulti-concept-expansion。複数業態の積極出店戦略。これはユニクロには出来てないことですね。


通販の品定め AIがお助け TSIとNTT系、閲覧に応じ提案

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サイトを訪れた消費者がどの検索項目を選び、どの商品ページを閲覧したかをAIが学習することでより精度の高い提案ができるようになるという。ナノ・ユニバースの通販売上高の8割をスマホサイトが占めている。AIの導入により、スマホサイトでの販売を伸ばし、ブランド全体の売上高に占める通販サイトの割合を現状の4割から5割に引き上げる。

ネット通販は消費者に幅広い品ぞろえを提供できる一方、対面接客で商品を薦めることはできない。消費者の多様なニーズを踏まえ、商品を提案するAIの活用はファッション関連の企業にも広がっている。

ユニクロは顧客の問い合わせにAIが答える「チャットボット」を米国で導入。ジェイアイエヌは似合う眼鏡をAIが判定するサービスを始めている。

これまでもレコメンドとかすでにあるので、それとAIの違いがいまいち分かりませんが。サプライズ的な提案もできるんでしょうか。


子供自身が服選び ユニクロ、店員が付き添い 苦戦分野テコ入れ

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ユニクロ吉祥寺店4階の子供服売り場。緊張した面持ちの女児に、店舗スタッフが優しく話しかけた。約1カ月間、全国のユニクロでこんな光景がみられる。

ユニクロは商品陳列とレジ打ちを店員の主要業務とし効率的に店舗を運営してきた。短時間とはいえ、接客に重きを置けば効率は落ちる。新サービスに踏み込む背景には、てこ入れが必要な子供向け事業がある。

ユニクロは2014年に「メンズ・ウィメンズに並ぶ3つ目の柱にする」と取り扱う店舗数・商品の拡大などを発表したが、思うように伸びていない。一方、競合するしまむらは、り上げに占める子供服の構成比は10%を超える。子供服市場は横ばいだが、この分野に強かった米ギャップ傘下のオールドネイビーが日本から撤退。「空白」を狙う動きが激化している。

体験型であり服育というコンセプトもあり、良いアイデアだと思います。背景にオールドネイビーの撤退があるので、なるほど。


きしむ現場 「もう限界です」 15時間労働、昼休みなし

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ヤマトが取り扱う荷物の9割が法人発のもの。なかでもネット通販の荷物が急増している。2016年に配達した国内の宅配便は前年比6.4%増。アマゾンがサービスを始めた00年の5割増だ。一方でトラック運転手の16年の有効求人倍率は前年比0.27ポイント上昇の2.33倍。増えるサービスに雇用が追いつかないダブルパンチに見舞われる。

神奈川県藤沢市のヤマトの集配拠点に、佐川急便や日本郵便など競合の荷物が目に付く。運送会社の枠を超えて集約し、ヤマトが一括配送する。パナソニックは、福井県あわら市で実施した宅配ボックスの実証実験の結果の中間報告をまとめた。共働き世帯に設置したところ再配達の発生率を6分の1に減らせた。

共同配送や宅配ボックスの整備は配送量抑制に一定の効果はあるものの、増え続けるネット通販に対しては「焼け石に水」との見方もある。日本の物販市場全体に占めるネット通販の割合はまだ約5%にすぎない。先行する中国並みの12%程度まで伸びれば、国内の38億個の荷物は90億個を超える。人手不足の現状ではインフラの破綻は避けられない。

現状でAmazonが値上げを受け入れなければ株価が下がったりということがあるかもと思いました。


ファストリ、欧米企業に追随 取引先リスト150工場公開 企業価値の低下懸念

http://www.nikkei.com/article/DGKKZO13506330Y7A220C1TJC000/

取引先工場には品質管理や生産性向上の手法、機能性素材など他社に知られたくないノウハウがある。取引先の公開は他社にそういった「重要な財産」(新田執行役員)を知られるリスクを抱え込む。長く着られる品質の高さや機能性素材で優位性を保ってきたファストリにとって情報公開は考えにくかった。

しかしバングラデシュで縫製工場のビル倒壊などを受けて、人権保護や消費者団体の間で取引先の労働環境まで責任を持つべきだとの認識が広がった。公開を迫るのは適正な環境を維持しているかどうかを第三者の目で監視できるからだ。

欧米では人権保護団体の声が一般消費者の購買行動にまで影響することがある。取引先リストを公開しなければ、企業価値の低下につながる可能性もある。

アップルなどはもう5年も前に部品の調達先を公開していますから、アパレルはその点遅れているのかもしれません。


スポーツ×街着 アスレジャー拡充 ABCマート、300店舗を改装 ジーユー、全店で女性向け

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ABCマートは国内全店の3割に当たる300店を改装。ジーユーは全国約20カ所の大型店に限定している女性向けのアスレジャーの取り扱いを国内全店に広げる。UVカット機能を付加したTシャツやサイドに縫い目のないスポーツブラ、ヨガパンツなどをそろえる。

「アスレジャーは機能の違いによる差異化ができて、消費者にアピールしやすい。ファッション性も高めることで、一般消費者を取り込みながら、成長している」と野村証券の正田マネージング・ディレクターは分析する。

アスレジャーへの熱視線は普及品にとどまらない。伊ジョルジオ・アルマーニなど海外高級ブランドも続々と市場に参入、アスレジャーの品ぞろえを増やしている。

個人的にお洒落とは思いませんが、これはこれでファッションの一形態として残りそうです。機能性は差異化しやすいという点に納得。


「ギャル系」 中国傘下で開花 日本の個性派ファッション バロック/年100店の大量出店 マークスタイラー/アリババ販売好調

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中国では多少の出費をしても、周囲と同じ服を着たくない若者が増えている。ベルはバロックがその受け皿になるとみて出資。実際、バロックではTシャツが500元程度(約8300円)と日本より5割も高いが、それでも支持を集める。16年1月期の中国での売上高は前の期比2.5倍の108億円となった。

バロックは17年にも中国でファストファッションの新業態店の出店を始める。既存の業態との合計で年100店以上と、ユニクロ並みの出店をめざす。現在約700億円の売上高の8割以上を日本国内が占めているが、村井社長は「日本国内は将来3分の1以下でよい」と言い切る。

「ムルーア」などのブランドを持つマークスタイラー。14年に中国から撤退したあと、16年4月に上海に現地法人を設立して再進出した。セレクトショップに商品を卸すほか、天猫でも販売を始めた。独身の日の売り上げは計画の4倍。

全然知らない動きでした。MOUSSYのカリスマ店員さんなど発見。中国では多少の出費をしても、周囲と同じ服を着たくない若者が増えているとのこと。


衣料 商品数絞り込み ユナイテッドアローズやしまむら

http://www.nikkei.com/article/DGKKZO11679490T10C17A1TI5000/

国内衣料品市場はファーストリテイリングのように定番商品に絞り大量販売するSPAと、利便性が高いインターネット通販に人気が集中し、他の業態は苦戦が続く。百貨店アパレルなどに比べると、UAとしまむらの業績は堅調だが一段の効率化が必要と判断。

しまむらは「ファッションセンターしまむら」で17年春夏物の品ぞろえを前年比で約3割減らす見通し。16年秋冬物から本格的に店頭商品の絞り込みを始めたが、今後も継続する。靴下や肌着などの定番品は売れ筋だけに絞る。浮いた人手を販売量の多い戦略商品に振り向ける。

特に苦戦が目立つ百貨店アパレルはブランド削減に取り組むほか、オンワードホールディングスなど大手4社は15年度からの約2年間で1600店以上を閉店する見込み。

衣料品市場は値ごろ感の高いSPAとネット通販に人気が集中する構図が続いているとのこと。