メルカリ、フェイスブック幹部をスカウト

http://www.nikkei.com/article/DGKKZO17954010R20C17A6TI1000/

同氏はメルカリ創業者の山田会長兼CEOとともに、米国を中心とする海外事業を軌道に乗せる重責を担う。

スウェーデン出身のラーゲリン氏はNTTドコモや米グーグルを経て、2014年にフェイスブックの副社長に就任。ザッカーバーグCEO直属の幹部約20人で組織する「Mチーム」メンバーの一人として、新規事業開発や渉外などを担当してきた。

流ちょうな日本語を話すラーゲリン氏は、「日本のサービスが海外で成功するのは難しいというジンクスを破りたい」とコメント。山田氏は「グーグルとフェイスブックで培った経験と人脈を生かし、世界で成功する上で我々に足りない部分を補ってもらいたい」と述べた。

朝から多方面で話題になっています。山田さんの採用交渉力がすごく高いということでしょう。


スピーチの秘訣とは 具体例で共感と説得力

http://www.nikkei.com/article/DGKKZO17232890S7A600C1TCL000/

祝辞の冒頭、ザッカーバーグ氏は、「あなた方は僕ができなかったことを成し遂げた」と卒業生を持ち上げます。本人は中退したので卒業できなかったことをネタにした自虐的なギャグです。これを受けて私は、「君たちも将来、海外でスピーチをすることがあるだろう。そのときにはジョークで笑いを取ってから始めなさい」とアドバイスしました。

ザッカーバーグ氏は、さらに自虐的ギャグを積み重ねます。自身がハーバードで最初の授業に出席する際、Tシャツを前後逆に着ていたため、周囲の学生が声をかけてくれなかったという失敗談を披露したのです。「あのザッカーバーグでも最初はそうだったのか!」。聴衆は急に親近感を持つはずです。

スピーチで大事なのは、自分の言いたいことを裏付ける具体例を提示すること。抽象的な話ばかりでは説得力がないからです。

日本人はお詫びから話し始めるというのは確かに。ジョーク意識磨いていきたいと思いました。


「脳で入力」夢の1分100語 フェイスブック、新技術挑む 一瞬の変化を光学画像に

http://www.nikkei.com/article/DGKKZO16842470V20C17A5TJN000/

夢のように思えるが、脳の活動を読み取って意思を伝える技術自体はすでに開発が進んでいる。こうした技術は「機械と脳を接続する」ことを意味する英語で「BMI(ブレーン・マシン・インターフェース)」と呼び、主に医療分野を中心として研究されてきた。

フェイスブックが掲げる目標は極めて高い。なかでも多くの専門家が「驚いた」と口をそろえるのは脳の活動を読み取るスピードだ。当面の目標は「数年以内に脳から1分間に100単語の入力を可能にすること」だとデューガンさんは力を込める。フェイスブックの目標はスマホの文字入力の5倍で、実に会話をしのぐペースだ。

フェイスブックはすでに半年前から技術開発に着手、60人体制で研究を進めているという。さらに米テスラの創業者でもあるイーロン・マスクさんも侵襲型のBMI装置を手掛ける新会社を設立するなど米国での開発熱は高まっている。

時代もここまで来たので、もはや不可能はないと思います。BMIは今後のキーワードになってくるでしょう。


ミレニアル世代が創る世界

http://www.nikkei.com/article/DGKKZO16032800S7A500C1TCR000/

米テスラが先月、GMやフォード・モーターを株式時価総額で追い抜いた。原動力はミレニアル世代の投資家だったとされている。ミレニアル世代は「バリュエーション指標より経営者(=マスクCEO)の世界観をみている」とアクセンチュアの川原マネジング・ディレクターは指摘する。世界で網の目のように設置するという充電ステーションと車、家庭、発電所をつなぎ、再生可能エネルギーとビッグデータの「プラットフォーマー」の座を狙う。その一方、環境保護で「地球と人類を救う」などの壮大な理念も掲げる。

自身もミレニアル世代の深尾浜銀総合研究所主任研究員は「この世代のキーワードはexponential(指数関数的)」と話す。3の2乗は9、3乗は27という乗数に似た加速度的成長軌道を表す。テスラで言えば「従来の車、エネルギー、宇宙企業ができなかったことを短期間で実現し、指数関数的な速度で追い抜いていく可能性を感じる」(同)そうだ。

国立社会保障・人口問題研究所によれば、日本の人口は2053年に1億人を割る。この年、ミレニアル世代は53~73歳を迎え、生産年齢人口の大半を彼らと次の「ポストミレニアル世代」が占めるようになる。人口オーナスの時代を任される世代であり、それを跳ね返すような技術革新や産業構造の変革を期待したい。この世代を支援する価値は十分にある。教育や活躍の場を与えることこそが、上の世代の役割だろう。

ミレニアル世代が投資において経営者の世界観をみているという点と、この世代のキーワードがexponentialという点が興味深かったです。


ミレニアル女子が吹かす風 新たな働き方模索 訪日客に味噌教室/上目指す女性支援

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外国人旅行者たちに安部さん(28)から味噌づくりのアドバイスの声が飛ぶ。居酒屋で開く味噌教室だ。宮城県出身の安部さんは都内の農業ベンチャー企業で働き、コメ・大豆農家の実家を手伝う。就職したのは広告会社で、5年弱働いた。仕事は楽しかった。だが東日本大震災が起きた2011年、シンガポールに赴任しており、自分だけが海外に逃れてしまったと感じた。今の自分の働き方でいいのか。たどり着いたのが「生まれ育った宮城の大好きな食と海外をつなげるビジネスができないか」との思い。広告会社を辞め、地元と東京の拠点を行き来しながらの働き方が始まった。

「日本の会社はまだ男性社会。女性がモチベーションを持ち続けるには仕事以外の居場所を持つことも大切」。インクルージョン・ジャパンに転職した鈴木さん(26)は女性活躍を支援する市民団体Lean In Tokyoの創立者でもある。lean inとは前のめりになるという意味で、米フェイスブックのシェリル・サンドバーグCOOが提唱した活動。

矢島さん(28)は日本の伝統工芸の職人と、子ども用の日用品を製造販売するベンチャー企業aeruを設立した。慶応義塾大学でジャーナリズムを学んでいるとき、全国各地の伝統工芸の職人を訪ねる取材の旅をした。実感したのは魅力的な文化なのに、子どもたちに触れる機会がないこと。子どもが直接手に取り、触れ合う場を作ろうとたどり着いたのが、子ども向けの伝統工芸品づくりだった。

生き方とつながった働き方をしなやかに実現していくのがミレニアルなんだろうと思いました。決してクールなわけではなく。


LINE 稼ぎ頭は「企業」 前期、広告増収/ゲームは落ち込み アジア開拓、次の課題

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16年の売上高は1407億円と前年比17%伸びた。事業別では広告が50%増とけん引。これまでのけん引役だった個人向けサービスはさえない。ゲームの月間利用者は1年前に比べ540万人減り、コンテンツ全体の売上高は前年比で9%減った。

国内偏重の事業構造のままでは成長がいずれ鈍る。やはりカギを握るのは海外だ。16年に戦略を練り直し、独占が見込める市場に専念することにした。第1弾がタイ、台湾、インドネシアの3カ国・地域。今では日本の1.5倍の規模に育った。

問題は海外売上高比率が27%と低く、注力国・地域の規模を生かせていないことだ。出沢社長も「今後はサービスの深さの競争になる」と語る。すでにタイと台湾は対話アプリで首位を実現。次は日本で培った企業向け事業を現地事情に合わせて展開する工夫が欠かせない。これがうまくいけばインドネシアでのシェア競争で優位に立ち、これから市場が育つほかの地域で先行する可能性は広がる。

1年でタイと台湾での対話アプリシェアで首位に立ったのが凄いです。企業向けの国内モデルは海外でも使えるでしょうね。


全米巡るザッカーバーグ氏 分断修復の糸口探る

http://www.nikkei.com/article/DGKKZO12033820T20C17A1FFB000/

価値観や考え方が近い人同士がつながりやすいソーシャルメディアでは、共有される情報が偏りやすく、意見が極端になりやすい。それどころか、真実かどうかより、共感できるかどうかが重視される。「ポスト・トゥルース(真実)の時代」とも呼ばれるこの傾向こそが、偽ニュースが拡散する土壌を育んだという指摘だ。

ソーシャルメディアの力は正と負の両方向に作用する。エコーチャンバーは離れた場所にいる「似たもの同士」を引き寄せる一方、実社会における意見の対立を先鋭化し、共同体を分断した。選挙中に捏造され、独り歩きした偽ニュースを信じ込んだ男が何の罪もないワシントンのレストランを襲撃した昨年暮れの事件は全米に衝撃を与えた。

検閲ととらえられかねない偽ニュースの取り締まりに当初は消極的だったザッカーバーグ氏も方針を転換。第三者機関と連携した対策に乗り出した。「もしインターネット上で見知らぬ人と議論するのに疲れたら、外に出て人に話しかけてみるといい」。演説でオバマ氏がこう呼びかけたのは、決して偶然ではない。

「エコーチャンバー現象」に「ポスト・トゥルースの時代」。真新しい視点でしたし、ザック&オバマの言動と繋げて観ると興味深いです。


「常にキャリア再考」チャンス感じ取る インスタグラムCOO マーニー・レヴィーンさん

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どのような仕事ができるか深く考えた結果、「テクノロジーには人々の経験をより良くする威力がある」と思い直した。最初は自分の前に現れた絶好の機会に気付かなかった。「それをきっかけに、いつでも自身のキャリアについて想像することの大切さを学んだ」

多忙を極める中、仕事とプライベートの切り替えについて「正直、ワークライフバランスについてはよく分からない」と漏らす。「バランス」という言葉を使うと、どちらも同等でなければならないと感じてしまう。けれど「そうでなくても大丈夫。実際、私は仕事をする時間の方が長い。ただ、その分、子どもや夫と過ごす時間も集中する」と話す。

後進の女性に伝えたいのは「自身のキャリアを再考することを恐れない」こと。いつ訪れるか分からない転機やチャンスのために、偏見のない好奇心を持つことが大事。メンターや同僚など「キャリアを形成する上で、自分を取り巻くネットワークを大事にすることも必須」と呼びかける。

実際バランス感覚に優れた方なのだろうと思いました。偏見のない好奇心という表現からも伝わってきます。


プレイステーションVR SIE 別世界体験 誰でも家庭で 装着簡単、疲れにくく 目のデータ集め調整

http://www.nikkei.com/article/DGKKZO10840590Z11C16A2TJH000/

「PS4」に接続すると、ディスプレーにVRの世界が現れる新型端末。「どこにでも行ける、誰にでもなれる。テレビ以来のイノベーション」と盛田取締役は強調する。

PSらしいVRの端末としてハードウェア設計部門の荒木さんたちがまず掲げたのが「誰でも、繰り返し遊びたくなる。しかも長時間楽しめる」。VRを体験するにはHMDと呼ぶ専用機を頭にかぶる必要がある。実現にはすばやく装着でき、疲れない工夫が必須とみた。

荒木さんたちは社内を巡り、定規で両目の瞳孔の距離を計測して回った。両目の瞳孔の距離が広い人、狭い人に集まってもらい、試作機を身につけてもらう。コンピューターのシミュレーションではわからない個人差による見え方の違いをレンズの選定に生かしたと振り返る。

サマーレッスンとか実際体験してみるとドキドキでやめられなくなるかもと思ってしまいました。


「偽ニュース」問題 批判やまず フェイスブック、改善約束 「メディアの自覚」問われる

http://www.nikkei.com/article/DGKKZO09975130W6A121C1FF2000/

ザッカーバーグ氏は選挙直後、「虚偽情報は全体の1%にも満たない」として、批判は「まったく的外れだ」と一蹴していた。約1週間で態度を変えたのは、対策に消極的な姿勢を批判する声が一段と高まったからだ。

フェイスブックはかねて「我々はテクノロジー企業でメディアではない」と主張。「中立」をうたうプラットフォームが情報の内容に下手に干渉すれば、偏向を責められかねないからだ。

「我々自身が情報の真偽を判断する審判者にはなりたくない」。ザッカーバーグ氏はこう説明する。米コロンビア大学ジャーナリズム大学院のベル教授は「今回の米大統領選で果たした役割をみれば、ザッカーバーグ氏の主張はますます説得力がなくなっている」と指摘する。

確かにメディアとしての側面は無視できなくなっていると思います。それほど大きくなりすぎました。