アマゾン、自社で効率配送 物流、逆風にもひるまず 提携先の倉庫活用

http://www.nikkei.com/article/DGKKZO15473150Y7A410C1TI1000/

アマゾンの通常のネット通販では、商品の多くを自社の倉庫からヤマト運輸などの宅配便で配送している。プライムナウの場合、商品の配達にアマゾンが契約した物流会社の専用車を利用。これまではアマゾンが自社で仕入れた商品を専用の倉庫から配達していたが、今後は専用車が提携先の店舗に立ち寄って商品を引き取り、購入者に届ける仕組みを加える。

化粧品や総菜など少量多品種の商品を短時間で運ぶには大規模な倉庫が必要だが、倉庫を確保しにくい都市部でも店舗の商品を販売することですぐに届けられる。まずは提携先の店舗が近くにある東京23区、神奈川県、千葉県の一部地域でサービスを始める。

2500円以上の買い物で利用でき、会費のほかに最大1430円の送料がかかるが、条件によって無料になる。注文時に当日か翌日の配送時間を2時間単位で指定可能。一部の商品は注文から1時間で届ける。

ヤマト撤退でサービスの縮小かと思いきや、すぐにこういう仕組みを構築するのですから大したものだと思います。


国慶節訪日客、コト消費熱く 温泉や伝統芸能 買い物は日用品に

http://www.nikkei.com/article/DGKKZO08160350X01C16A0TI5000/

訪日中国人の消費の軸足が「モノ」から「コト」に向かっている。国慶節に伴う大型連休では、食事や文化体験など日本ならではの体験が重視された。一方、高級ブランド品などを大量に買う「爆買い」は影を潜め、日用品を購入する旅行者が目立った。

JTBは1~7日、訪日外国人向けのツアーを予約した中国人が前年同期比で70%増となった。京都・祇園で伝統芸能を鑑賞するプランは19倍に拡大した。京浜急行電鉄は羽田空港国際線ターミナル駅の観光案内所を訪れた中国人の人数が前年の3倍。昨年に比べ鉄道を使って個人で旅行する人が目立ったという。

小売店では売れ筋が高額品から日用品に移った。三越伊勢丹ホールディングスによると海外からの来店者は昨年より増えたが、1人当たりの販売額は下落。全体の売上高は昨年に届いていないという。

傾向鮮明です。伝統芸能などのツアーや個人旅行が増え、百貨店での爆買いは鳴りを潜めました。


ドラッグストア、消費変化は 訪日客、新たな市場生む マツモトキヨシ社長 成田一夫氏

http://www.nikkei.com/article/DGKKASDF12H07_S5A210C1NN1000/

「2014年4月の消費増税の後遺症がかなり影響した。増税前の3月に半年分の化粧品を購入した人もいた。当初、駆け込み需要の反動減は3カ月ぐらいで収まると想定していたが、梅雨は長く、大型台風もたくさん発生し、長期化した。しかも地方経済が不況色を強め、既存店売上高のマイナスが続いた」

「商品構成は化粧品と医薬品で95%を占める。グループで展開している1500店のうち、免税に対応した80店の売り上げは5割増だ。昨年末までは客の10%の外国人が売り上げの50%を占めた店もある。外国人客は来日前から購入する商品を決めているようで、1人が3~5箱を買って帰る。日本製品に対する安全・安心への信頼度が高いためだ。2月下旬にメーカーに対して、外国人消費の実態を説明し、専用商品の開発をお願いする」

「首都圏だけを見ると、約1600円、約2700円で売っているオーガニックシャンプーやサプリメントなどが売れている。美と健康については価格より機能・効能を重視している。一方、トイレットペーパーなど日用品は相変わらず価格競争が激しい。特に地方店は価格志向が強く、食品を手厚くした低価格店舗への転換も始めている」

外国人客は来日前から購入する商品を決めているとのこと。


沸騰・訪日消費(1)日本製品「爆買い」

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外国人客からの定番人気はフェースマスクや白髪染め、サプリメントなど1千~2千円程度の商品。お土産用などに1人が10セット以上買っていく。マツモトキヨシ銀座5th店は昨年10月に免税対応を始めてから売り上げが前年比5割強増えた。昨年12月に免税対応を始めたセブンイレブン浅草雷門前店でも連日、30組以上が免税手続きを利用する。購入額は1組当たり1万円以上。

訪日消費の恩恵は東京に限らない。三菱UFJリサーチ&コンサルティングの主任研究員、小林真一郎(48)は「訪日客の裾野が広がり、地方に足を延ばす人も増えている」と話す。1月7日、約1700人が乗った中国からのクルーズ船が長崎港に到着。長崎市内最大の浜市商店街は化粧品や家電製品を求める中国人客であふれた。

アジアからだけではない。東日本大震災の影響で一時は海外客が落ち込んだ北海道ニセコ地区。今は客足が震災前を上回り、円安で消費額も急増している。昨年12月、同地区に高級ホテル「木ニセコ」が開業した。繁忙期の宿泊料は1泊1室6万円以上だが、2月末までほぼ満室。大半はオーストラリアや香港などからの客で日本人はわずか3%だ。

まさに「爆買い」の様子が伝わってきました。地方にも徐々に波及してきているようですね。


中国の旧正月、春節商戦つかめ 専用商品や売り場 コーセー、「買い得感」前面に 大丸松坂屋、時計売れ筋集める

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コーセーは主力ブランド「コスメデコルテ」で東京、大阪の百貨店向けに中華圏からの観光客を想定した専用商品を売り出す。付属のサンプルを多くつけるなど「お買い得感」を出す。資生堂は百貨店内で訪日客に対象を絞った特設コーナーを設ける。英語、中国語、タイ語で接客できるタブレット端末を全国規模に広げる。現在は17店にとどまるが、春節までに270店に増やす。

大丸松坂屋百貨店は大丸心斎橋店、大丸札幌店で1階の目立つスペースを使い、カシオ計算機の「Gショック」、TASAKIの真珠など人気商品を並べる。高島屋も新宿店、大阪店などで人気ブランドの特設売り場を設ける。化粧品や食料品で期間限定商品も用意する。

ドラッグストアでは免税対応店を拡充する。マツモトキヨシホールディングスは春節までに80店とほぼ倍増させる。観光地である金沢市、鹿児島市など地方の店舗にも広げる。ココカラファインもほぼ倍増し50店体制にする。

この需要チャンスに対応しないわけにはいかないでしょう。