LINE、スマホ決済100万店に 「割り勘」も可能 訪日客へ外貨両替機能も

https://r.nikkei.com/article/DGKKZO25580270R10C18A1TJ1000

対話アプリに登録している「友だち」に手数料なしで送金し、飲食店の支払いを「割り勘」するといった独自の使い方もできる。外貨両替の機能もあり、日本円を持ち合わせていない外国人観光客もすぐに買い物ができる。

中小企業にLINEの公式アカウント開設を提案する子会社と、LINEペイの子会社をこのほど統合。飲食店など30万件以上の公式アカウントの加盟店にLINEペイの導入を促す。店舗側は売り上げに応じた手数料をLINEに支払う必要があるが、来店客の増加につながるメリットが期待できる。

LINEペイは国内の登録者数が3000万人に達する一方、加盟店は約1万6000店にとどまる。普及には店舗網の拡大が課題だった。LINEペイは海外でもタイや台湾などで1000万人が登録しており、店舗数が増えれば訪日客の利用拡大も見込める。

現在はICカードが主流ですが、電子決済の市場規模は5年後に今の5割伸びるそうです。LINEペイは外貨両替機能もあり便利そうです。


ワタミ、脱「和民」で客戻る 4~9月、4年ぶり経常黒字 鶏料理店好調も復活遠く

https://r.nikkei.com/article/DGKKZO23466620U7A111C1TJ2000

回復をけん引したのは焼き鳥店「三代目鳥メロ」と鶏料理中心の居酒屋「ミライザカ」だ。鳥貴族をヒントに出店を始め、客足が順調とみるや今年3月から一気に「和民」からの転換を加速した。焼き鳥や唐揚げなどは原価率が低く、利益面での貢献も大きい。

不採算店の閉鎖も進め、14年3月末に587店あった和民ブランドの居酒屋は17年9月末で約200店に減少した。9月末の「鳥メロ」「ミライザカ」は計190店。今期中には和民ブランドの店舗数を抜く見通しで、「わたみん家」は19年春までにすべて新業態に転換する。

ワタミの業績不振が顕著になったのは14年3月期から。売上高で過去最高を更新しながら営業利益が7割減った。積極出店と同時に安売り競争を仕掛けたことが自らの首を絞める形となり、不採算の店が続出。さらに「365日24時間死ぬまで働け」といった社訓が問題視され、ブラック企業のイメージから客離れに拍車がかかった。

もちろん価格だけでなく、品質の改善も行なっていると思います。看板にしがみつかなかったのが正解だったということ。


すし再編 神明の深謀遠慮 スシロー・元気寿司 統合を主導 縮むコメ市場、全農と共存探る

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO22208250S7A011C1EA1000/

回転ずしは外食の中で数少ない成長市場だ。スシローと元気が統合すれば売上高はざっと1800億円となり、2位のくら寿司(1136億円)、3位のはま寿司(1090億円)を引き離す。事業の拡大余地が広がり神明にとっては店舗で使うコメの数量増加が期待できる。

神明はコメ卸の最大手で8%程度のシェアを握るが経営環境は厳しい。2017年3月期は売上高が1824億円と前の期比で14%増だが、本業のコメ卸事業の売上比率は低下が続く。そこに全農改革が追い打ちをかける。全農が直販比率を上げれば巨大なコメ卸となり、取引先から競合相手に変わる。

全農は神明をパートナー卸と位置づけて協力関係を深めたいとの思惑があり、神明に依頼して農協のコメ拡販も検討している。与党のベテラン農林議員は「全農だけが規模を追うように見えるとよくない」との認識を示しており、民間の卸大手との協力は世論に対する緩衝材にもなる。

なるほど株主の思惑も背景にあったんですね。回転ずしは外食の中で数少ない成長市場とのこと。


ビール安売り規制、「ちょい飲み」に波及 日高屋20円値上げ 人件費も高騰、経営苦しく

https://www.nikkei.com/article/DGKKASDZ31HRL_R30C17A8TJ2000/

ハイデイ日高は「ちょい飲み」ブームをけん引してきた立役者だけに、動向を注視していた外食企業が多かった。値上げに踏み切ったことで、他のチェーンでも追随する動きが広がる可能性がある。

酒税法などの改正に伴い、卸売業者や小売業者は仕入れ原価と販売管理費の合計を下回る金額で販売できなくなった。安売りの原資だったメーカーからのリベートも減ったため、スーパーは先行して値上げを実施。外食も人件費や物流費の高騰が経営を圧迫しており、お酒のコスト増を吸収できず値上げを迫られている。

串カツ田中もビールやホッピーセット、各サワーなどを390円から399円に値上げした。串カツ1本を100円からと手ごろな価格で提供し客足は好調だが、ビールの安売り規制に加え人件費の高騰もあり、価格転嫁を余儀なくされた。

理解を示す顧客もいるでしょうけれど、客層的には20円の差が死活問題の方たちが多いということでしょう。


浮いた残業代 人に投資 企業、働き方改革で競争力

http://www.nikkei.com/article/DGKKZO17807920X10C17A6EA1000/

日本総合研究所の統計に基づく試算によると、産業界全体での残業代は年14兆円規模にのぼる。残業代が0.6%減った16年度は、約840億円の削減があった計算だ。

従業員一人ひとりの能力アップが不可欠となるなか、研修・教育に投資する企業が相次いでいる。かんぽ生命はパソコンの使い方や英語、組織運営など100種類超のネット講座を無料で提供する。この2年で残業代が3割減り、一部を原資にした。

「お金」というより直接的な形で従業員に還元する企業もある。日本電産は残業減で浮いた人件費の半分を研修拡充に充てる一方、残りの半分はボーナスにまわす。人手不足がより深刻な業界ではボーナスで従業員に還元する企業が目立つ。

産業界全体では約840億円の削減があったとのこと。大手企業の社員はある意味、本当に恵まれてます。


居酒屋 客単価2000円で攻防 エー・ピーカンパニー、焼き鳥1本120円 ワタミ、既存76店を転換

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http://www.nikkei.com/article/DGKKZO08244120R11C16A0TI5000/

居酒屋大手が低価格業態へのシフトを強めている。「塚田農場」を手掛けるエー・ピーカンパニーは客単価が2千円程度の新業態の展開を開始。ワタミは今期、既存の居酒屋約80店を低価格の焼鳥店などに転換する。

居酒屋業界では、メニューの幅は広いが割高なイメージのある「総合居酒屋」が苦戦している。日本フードサービス協会によると「パブレストラン/居酒屋」の全店売上高は18カ月連続前年割れ。客単価は15カ月連続で前年実績を下回り、消費者の節約志向が居酒屋の収益を押し下げている。

一方で成長を続けるのが国産鶏の焼き鳥などを税別280円均一で提供する鳥貴族だ。2016年7月期の直営の既存店売上高は前期比7.6%増。現在の店舗数は約500店で5年後の1千店達成へ拡大を続ける。

どの業界も「総合」が苦戦してますね。消費感覚が新しい発見とかそこにしかないとかになってきているのが分かります。


「生中」安いよッ ワタミ1杯199円、「土間土間」は半額 節約志向に対応

http://www.nikkei.com/article/DGKKZO05756250W6A800C1TI5000/

居酒屋チェーンがアルコール類を安く出す店を増やしている。節約志向の広がりで外食を控え「家飲み」する消費者が多くなりつつあるからだ。ワタミは生中を税別199円で売る店の多店舗展開を始める。コロワイドも「土間土間」で半額キャンペーンが好調だ。

居酒屋チェーンはアルコール飲料の価格を高めに設定し、利益を確保するケースが多かった。飲酒を控える若い世代が増え、こうしたビジネスモデルが通用しづらくなりつつある。このため「生ビールなど安定的に注文のある商品を割安にする販売促進策で新たな客層を呼び込み客数増につなげる」(外食大手)。

パブ・居酒屋の売上高は7年連続で縮小。若い世代のアルコール離れに加え、消費者の節約志向も響いている。中ジョッキを400~500円程度で出していた居酒屋大手が軒並み苦戦する一方、料理も飲み物も280円均一で提供する「鳥貴族」は人気を維持している。

アルコールで利益を取れなくなったので、モデルを転換しないといけない面もあるようです。


外食、再び低価格化の波 高まる節約志向に対応 KFC、500円メニュー 海鮮三崎港、1皿110円拡充

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http://www.nikkei.com/article/DGKKZO02497190Y6A510C1TI1000/

日本KFCはワンコイン(500円)程度の手ごろさを売りにしたランチセットを追加。吉野家ホールディングス傘下の回転ずし店も、最低価格のメニューを2割以上増やした。外食産業では昨年まで値上げが相次いだが、節約志向の高まりを受けた低価格化の波が再び押し寄せている。

低価格メニューは総じて好調だ。デニーズでは一部の店舗では10%以上客数が伸びたほか、バーガーキングの490円メニューも想定より5割多い売れ行きという。吉野家では牛丼よりも50円安い豚丼を発売し、1カ月で年間計画の35%にあたる700万食を販売した。

外食は対応速いですね。物価上昇はますます難しいといったところでしょうか。アベノミクスも転換点か。


シェアハウス 独自色磨く 子育て支援や職業紹介も

http://www.nikkei.com/article/DGKKASDZ22IIN_S6A220C1TI5000/

スマートライフの女性限定シェアハウス「かぼちゃの馬車」。敷金や礼金がなく、家具や家電があるだけではない。住民向けにネイルサロン講座や婚活パーティーを開き、職業紹介するなど様々なサービスをそろえる。杉並区で開業した施設には美容専用の共有部屋を備えた。

東京急行電鉄が渋谷区に開いたシェアハウス「スタイリオ ウィズ代官山」は子どもの一時預かりサービスが利用できる。アズママと提携し、入居者や周辺に住むサイトの会員に子どもの一時預かりなどを頼める。

人材仲介サービスのキャリアアップは中小企業と連携して、学生の入居者向けに企業説明会やインターンシップを開くシェアハウスを大阪市で始める。知名度が足りずに新卒採用に苦労している中小企業と、学生が出会う場を提供する。

シェアハウスもかなり多様化したり特化型に派生してきているようです。各社リソースを活かしていいるのだと思います。


「ワタミ高付加価値化、裏目」 創業者の渡辺美樹氏 事業継承に不備、経営復帰は否定

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http://www.nikkei.com/article/DGKKZO96259960Y6A110C1TI5000/

「2014年3月期と15年3月期で計約200億円の連結最終赤字を出したのは大変残念だ。創業者のリーダーシップに基づいた経営から集団指導体制への転換を図ったが、十分ではなかった。会社を引き継いだ者として強い責任を感じる」

「最大の失敗はメニューの高付加価値化だ。それはワタミ側の都合で、お客様の要望をくみ取っていなかった。都心部では総合居酒屋の時代は終わったが、地方はまだ需要がたくさんある。個々の事例にきめ細かく対応する必要がある」

「これからのワタミは僕がいない方が伸びると思う。地球上で一番たくさんのありがとうを集める会社という理念を掲げており、そのためにはもっと強く大きな組織にならねばならない。ボトムアップの経営が軌道に乗り始めた今、自分は戻るべきではない」

地方には商機を見出しているようです。リーダーシップ体制から集団指導体制へのケーススタディだと思いました。