バーガー戦国時代再び キング、米主導で大量出店 市場縮小も広がる強気

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO22360870X11C17A0TJ2000/

バーガーキングは世界で1万6千店を運営し、主戦場の米国では世界最大手のマクドナルドとしのぎを削る。だが、日本にはいまだ98店しかない。日本マクドナルドの復活劇に業を煮やしたのだろう。日本で店舗展開する韓国ロッテリアに三くだり半を突きつけ、韓国で300店を運営する投資ファンドに大量出店を託した。

日本のバーガー業界はマクドナルドを中心に動いてきた。同社が出店を加速したのは90年代半ばだ。2位のモスバーガーも追随する激しい出店競争が続いた。00年ごろの市場は明らかな供給過剰で、大手から中堅まで大量の不採算店を抱えていた。デフレや健康志向という逆風も吹き、バーガーキングは01年に日本から一時撤退している。

2000年代はバーガーには冬の時代だった。マクドナルドの店舗数は10年で約千店減った。モスバーガーなどもこの十数年伸び悩み続けている。一斉に出店増にカジを切るのは約20年ぶりだ。背景には「好調なマクドナルドが再び出店を拡大すれば独走を許してしまう」(競合企業)との危機感もある。

マックの復活は不採算店を絞った結果で、経営環境が好転したわけではないとの見方。バーガーキング出店攻勢楽しみではあります。


外食宅配 ネット企業と 大阪王将やマクドナルド 人手不足、自前に限界

http://www.nikkei.com/article/DGKKZO18134380W7A620C1TI1000/

日本マクドナルドは、都内33店舗でウーバーイーツを導入する。自前の配達サービスは配達料が300円で1500円以上から注文できる。ウーバーイーツの配達料は380円だが、注文の最低金額がないため一人でも気軽に利用できるようになる。

大阪王将を運営するイートアンドは出前館の活用を本格的に始めた。自前で宅配できる店舗は3月末時点で42店舗あるが、「配達要員を確保するのが難しい」(同社)。様々な地域に対応できるよう、今後は楽天デリバリーの活用も検討する。

外食の宅配は高齢者や育児中の親の需要が見込めるほか働き方改革で昼食を手早く済ませる会社員などの需要が増えている。イートアンドも「今年に入って事業者からの宅配の注文が伸びている」と話す。宅配要員は店舗従業員よりも確保するのが難しいという。ネット企業を活用し、宅配需要の獲得を目指す動きが広がりそうだ。

ウーバーイーツの認知度速いスピードで高まっているように思います。バイトというか配達員は出来高制。


値下げの吉野家 苦戦 既存店売上高、伸び鈍く 競合他社はメニュー改善

http://www.nikkei.com/article/DGKKZO14968250V00C17A4TI5000/

吉野家の3月の既存店売上高は3カ月連続の前年割れから1.1%増に転じた。ただ、外食全体では微増ながら2カ月連続でプラス成長だったゼンショーホールディングスや、4%増だった松屋フーズを含めた牛丼3社よりも既存店売上高が伸びている企業が増えている。

ゼンショーはすき家でセットメニューを前面に押し出す作戦で、客単価の増加で売り上げの伸びを維持してきた。16年には一度も牛丼で割引をしないなど、値下げ競争から撤退しつつある。松屋フーズも定食などに力を入れ幅広い客を取り込む一方、値下げは見送った。

吉野家HDは「消費者には牛丼が1杯280円だった時代の印象がまだ強い」と分析する。牛丼比率が高い吉野家でもメニューの多角化なども進めているが、「値下げ」「牛丼単品」という顧客の認識を変えるのに苦労しているという。

吉野家の売上高に占める牛丼比率は5割前後で松屋は2~3割ということなので、イメージ変えることに苦戦しているようです。


コンビニ・ファストフード 胃袋争奪 イートイン拡充/立地ごとに改装 単身・共働き世帯に的

http://www.nikkei.com/article/DGKKZO14583370X20C17A3TI1000/

セブン―イレブン・ジャパンは全約1万9千店のうち4千店強にイートインを設ける。ローソンは全約1万3千店の約4千店にイートインを導入済み。ファミリーマートも全約1万8千店の約6千店に設置済み。

ファストフード各社は大規模改装でコンビニに対抗する。大手の約6千店の3分の1が今後数年間で改装の対象だ。客席やトイレの居心地をよくしたり、立地に応じてカフェやバーのような店に転換したりして顧客をつなぎ留める。

従来店の簡素な客席ではイートイン併設のコンビニに顧客が流れるという危機感が強い。KFCの近藤社長は「小売りや外食といった垣根がなくなってきている」とみる。

都心ではあまり見かけないようにも思いますが、今やコンビニでもかなり広いイートインがあったりするようです。


マクドナルド 夏へ布石 客数伸ばす勝負の季節 3000店で働き手を増員 カサノバ社長「今年は成長段階」

http://www.nikkei.com/article/DGKKASDZ24IHU_U7A320C1EA6000/

業績回復のために手は打ってきた。15~16年で全店の3分の1にあたる約1000店で大規模な改装を実施。カウンターも注文と商品受け取りを分ける方式に刷新し、接客スピードを上げた。新商品も従来の2倍の頻度で投入して話題性を保ち集客力を高めてきた。

課題は残る。来店客数だ。売上高は価格が高めの新商品などが引き上げた面があり「客数は品質問題前の9割ほど」とするFC店オーナーもいる。

夏の商戦で客数増に備えるには、この春に多くのアルバイトを確保することが欠かせない。マクドナルドは「攻め」の人材獲得策に乗り出した。全店で店員の仕事体験会を開催。さらに2000を超える店が、地元の学校やハローワークに呼びかけ、働き手を積極的に送り出してもらえる関係づくりを始めた。

V字回復素晴らしい。夏の商戦に向けては、この春の人材確保が欠かせないとのことで、攻めているとのこと。


マクドナルド、カード払い 今夏から全店で 訪日客に対応 海外の電子マネーも

http://www.nikkei.com/article/DGKKASDZ17IM6_Q7A320C1TJC000/

日本マクドナルドは順次、全店でクレジットカードを使えるようにするほか、主要な交通系電子マネーにも対応。海外で普及している後払い方式の電子マネーも使えるようにする。

国内のファストフードチェーンでクレジットカードを導入する例はまだ少ない。支払いに時間がかかる懸念があることや、カード会社への手数料がかかることなどが理由だ。

ただ、海外の飲食チェーンではクレジットカード決済も普及。マクドナルドは東京五輪などに向け、訪日客が増え続けることを見据えて導入に踏み切る。国内の利用客にとっても利便性が高まると判断した。

海外ではファストフードでもカード決済が普通にできるんでしょうから、オペレーションの問題だけでしょうね。


きしむ現場 ひとごとではない ミスマッチ、業種超え深刻

http://www.nikkei.com/article/DGKKZO13903410Q7A310C1EA1000/

実は女性やシニアの活用で足元の労働力人口はわずかながら増えている。それでもいたるところで人手が足りないように見えるのは、業種の格差が大きいためだ。たとえば一般事務の有効求人倍率は0.36、会計事務も0.73と買い手市場だ。

労働力調査(2016年10~12月平均)によると、完全失業者195万人のうち、51万人は「希望する種類・内容の仕事がない」と回答。職探しをしていない就業希望者369万人のうち101万人は「適当な仕事がありそうにない」という。働きたい人と働き手を求める企業のミスマッチが人手不足を増幅している。

実体経済にも人手不足の弊害が出始めている。財務省の約1400社を対象にした昨年の調査によると、人手不足と感じる非製造業のうち15%が「事業機会を喪失している」と答えた。企業からは「人手確保が困難で新規出店を考え直すことがある」(飲食サービス)、「介護需要が高まる中、事業拡大の機会を逸している」(医療・福祉)といった悲鳴が相次ぐ。

職種・業種では、建設、シッター、接客、介護、保育士、そしてドライバーが人手不足。一般事務は買い手市場。


吉野家 「牛丼一筋」モー限界? 2月も減 マイナス基調鮮明 メニュー多角化加速 人手不足が壁

http://www.nikkei.com/article/DGKKASDZ06HW8_W7A300C1TI1000/

牛丼が主軸のままの吉野家に対し、メニューを幅広くそろえる「すき家」のゼンショーホールディングスと「松屋」の松屋フーズ。足元では後者に客が集まる。

吉野家の売上高に占める牛丼の比率は5割前後。これに対し松屋は2~3割とされる。他の外食大手も新商品を次々出すチェーンが好調だ。日本マクドナルドは毎週のように新商品を出し業績を急回復させ、ファミリーレストラン大手も期間限定メニューで客を呼ぶ。

人手不足も響く。吉野家の運営は若い男性アルバイトが働くことが前提だったが、いま頼るのはシニア層や外国人だ。闇雲にメニュー数を増やせば管理する食材数や調理の工程数が増え、店頭運営が破綻しかねない。

強みが弱みに。確かに牛丼にサプライズはないですからね。吉呑みの事業はどうなんでしょうか。


セブンイレブン コーヒーマシン刷新 国内全店でホットラテ提供 年10億杯狙う

http://www.nikkei.com/article/DGKKZO11902860Z10C17A1TI5000/

新型マシンは従来のホットコーヒーとアイスコーヒーに加え、ホットカフェラテも購入できる。一部店舗で試験販売を実施し、好評だったことから新型マシンの導入を決めた。

08年にいち早く発売した日本マクドナルドは、ホットコーヒーを5年ぶりに刷新した。ファミリーマートは16年10月にブレンドコーヒーをリニューアルして以降、いれたてコーヒーの販売数量は前年比1割増で推移。ローソンは16年10月のカフェラテに続き、今年3月にはブレンドコーヒーも刷新し販売拡大につなげる考えだ。

コーヒー激戦ですね。コーヒー国内消費量を調べると、増えてはいますが微増という感じではありました。


外食 節約志向で価格手探り

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http://www.nikkei.com/article/DGKKZO07512700R20C16A9TJC000/

各社が低価格メニューを拡充する最大の理由は消費者の節約志向の高まりだ。ファミレスのステーキなど高単価の商品もシニア層などから一定の支持があるものの、「実質賃金がなかなか上がらない若者層を中心に、値ごろ感のあるメニューのニーズは高まっている」(すかいらーくの谷社長)という指摘は多い。

しかし、多くの経営者が「かつてのような値下げ競争に戻ることはないだろう」(ロイヤルホストの佐々木社長)と見る。人件費などのコスト上昇が続いており、どの外食企業も安易な値下げが許される経営環境ではないためだ。

そこで各社が模索しているのが低価格商品で節約志向の消費者を取り込みながら、比較的高単価の商品も販売する「価格ミックス」だ。代表例が吉野家。牛丼より50円安い豚丼を発売したが、牛丼の価格は据え置いた。豚丼効果から客数は増加に転じており、全体の売り上げも増収基調だ。

外食なんかも、消費トレンドである「体験」というニーズを満たす商品展開など面白いかと思いますがいかがでしょう。