旅行大手、コト消費深掘り 日本旅行が阪急交通 訪日客の長期滞在促す

http://www.nikkei.com/article/DGKKZO15422740X10C17A4TI5000/

日本旅行は着物で街歩きをしたい訪日客の増加をにらみ、京都駅構内の旅行店舗にレンタル専用の受付窓口を開いた。予約済みなら氏名を確認し、予約がない場合はカタログから着物を選んでもらい、提携レンタル店に案内する。

国際会議や研修・報奨旅行などMICE獲得にも注力する。阪急交通社は外国企業向けに接客などもてなしを学ぶプログラムを用意。百貨店の案内担当者があいさつからクレーム処理まで教える。

観光庁によると、16年の訪日外国人旅行者の総消費額は15年比7.8%増の3兆7476億円と過去最高だった。一方、1人あたり旅行支出は15万5896円と同11.5%減った。体験や研修を交えた旅行は滞在期間が長く消費額も増えるため、旅行各社は特徴あるプランを用意する。

アイデア勝負。1人あたり旅行支出はだいたい15万くらいと捉えておけば良さそうですね。


旅行 コト消費需要に期待

http://www.nikkei.com/article/DGKKZO14377730S7A320C1TI5000/

「プレミアムフライデー」。初回の2月24日は、JTBの国内予約サイトを通じた宿泊件数が前年同月の最終金曜日より2割増えた。阪急交通社も同日の出発が中国や韓国、タイなど近場の海外で3倍に伸びた。昨年低調だった反動もあるが「『プレ金』効果はあったようだ」(業界関係者)。

国内では4月に「レゴランド・ジャパン」が名古屋市に開業する。豪華寝台列車も相次ぎ登場する。ただ東京スカイツリーや北陸、北海道新幹線開業の時などに比べて、盛り上がりや波及効果は乏しいとの見方が強い。

集客力のカギは「コト消費」だ。クラブツーリズムは東京の富裕層向け店で国内一人旅の2016年度の申込数が15年度を3割上回りそう。上質な宿や予約しにくい施設を組み込み、2泊3日で数十万円など高額だ。勢いを欠く日本人旅行に比べ、訪日客は増加が続く。

豪華寝台列車やユニークな旅商品はやはり人気のようで、そうでない商品サービスと二極化しているように思います。


旅行各社、訪日客獲得へ海外企業と連携 KNT-CT、米中サイトに商品/日本旅行は代理店を3割増

http://www.nikkei.com/article/DGKKZO84465340W5A310C1TI0000/

KNT―CTは2015年、海外のインターネット予約サイトの米大手エクスペディアと、中国大手のシートリップへの商品供給を始める。ホテルや鉄道などのパック旅行商品のほか、傘下のクラブツーリズムが取り扱う訪日外国人向けバスツアー「YOKOSO Japan Tour」も販売する。

日本旅行は15年に海外の代理店を400社と、アジアを中心に前年から100社増やす。14年に販売を始めた外国人に対応したホテルや旅館とJRチケットを組み合わせた訪日外国人向けブランド「レッドバルーン」の販売網を広げる。

訪日外国人は増加基調が続いている。国内の主要旅行会社50社の14年の訪日外国人の取扱高は33%増えたが、取扱高全体の1.6%にとどまっている。地場の旅行会社や旅行予約サイトを利用する個人が多く、百貨店などに比べて訪日客増加の恩恵を取り込み切れていない。

百貨店などに比べて訪日客増加の恩恵を取り込み切れていないことが背景にある様子。