発見・交流 図書館で 変わる役割、学生も一役 お茶の水大、文献探し入試論文 同志社大、日本語禁止エリア

http://www.nikkei.com/article/DGKKZO18457510U7A700C1TCN000/

「図書館の文献を自由に参照し、6時間で小論文を書き上げてください」。お茶の水女子大学は、AO入試の2次試験を図書館で実施した。試験立案に携わった安成英樹教授は「文献にあたり、論理を組み立てる素養がある学生を採りたかった」と話す。じっくり文献を読むには「知の宝庫である図書館が適切だった」。

留学生と日本人学生との交流の場に図書館が一役買っているのは同志社大学だ。今出川キャンパスにある「良心館ラーニング・コモンズ」には日本語禁止エリアがある。留学生は使い慣れた母語でリラックスして対話でき、日本人学生は語学を実践で学べる。

なぜ大学の図書館が変わろうとしているのか。リクルート進学総研の小林所長は「各大学に共通するのは学生の居場所をつくらなければならないという問題意識だ」と指摘する。描いていた大学生活と現実のミスマッチや友人ができないといった悩みを抱える学生は多く、中には退学する例もある。学問に関心を向けさせる工夫や交流の場の整備といった取り組みで「進化する図書館が悩む学生のよりどころになり得る」(小林氏)という。

どれもユニークな取り組みだと思います。積極的な入試制度としての図書館の活用であったり、学生の居場所を確保する目的だったり。