私の転職あえてベンチャー

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO20606620R30C17A8TY5000/

「自分の可能性を広げるチャンスだと思った」。プログレスで働き始めたことを、人事部長の宮本さん(36)は振り返る。リクルートジョブズに入社。8年間営業職として活躍した。そんな宮本さんの転職を後押ししたのは、「自分はもっとできるはず」という強い探究心だった。プログレスの菊田社長に能力を買われ、物事をどんどん進めていくベンチャーのスピード感に魅力を感じた。「前職では上から降りてきた仕事をどうこなすかという『HOW』の部分を考えていた。だけど、現在はどういった意義のある仕事をしていくべきかという、『WHAT』の部分が重要」と話す。

「デリバティブ取引などの分かりにくい金融の世界にいたからこそ、伝える技術の大切さをかみしめている」。ビットフライヤーでCFO兼広報の金光さん(35)はGSの出身だ。ビットフライヤーの加納社長に誘われ、「世の中を変えられる仕事かもしれない」という期待感を膨らませて転職した。大企業だからこそ任せてもらえる重要な仕事もあった。だが、専門的で限られた分野でこのまま仕事を続けていいのか。新たなワクワク感をもらえる場所がまぶしかった。

キャリアンの河野代表は「女性は仕事や私生活で関わってきた人たちのノウハウや知恵を吸収する能力が高い」と分析する。転職の際に働いていた企業でのスキルを生かし、やる気プラスアルファのしたたかさを発揮できれば、挑戦は夢の実現へと結びつく。

プログレス宮本さんのように、「自分はもっとできるはず」と感じている人は男女問わずたくさんいると思います。