社会起業家、海外で躍動 技術指導が結実、事業拡大へ ダリケー、インドネシアでカカオ豆 アンドゥアメット、エチオピアでバッグ

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http://www.nikkei.com/article/DGKKZO87207220U5A520C1TJE000/

チョコレート製造販売のDari Kの吉野慶一社長は4年前からインドネシアでカカオ豆の品質向上に取り組む。カカオの味を良くする発酵技術を現地農家に指導。全量を買い取り現地の自社工房で加工後、日本に輸入して京都でチョコレート製品にしている。現地で一般的な未発酵の豆より3割ほど高い値段で買い取り農家の収入を増やしている。今春から新たに地元州政府や大手商社と組み、トウモロコシ農家にカカオ豆の栽培指導を始めた。カカオ豆はトウモロコシの2倍の収入が見込める。

エチオピアの羊皮製バッグを輸入販売するアンドゥアメットの鮫島弘子社長は4月に現地法人を設立し、初の自社工房を設けた。エチオピア産の羊皮が品質の割に安く取引される状況を変えようと2012年に会社を設立。所得を増やすには「現地で付加価値を高めることが重要」と、現地で製品化したものだけを輸入販売している。鮫島社長は1年の大半をエチオピアの職人の技術指導に費やしている。

各社に共通するのは、途上国支援の理念を掲げながらも扱う商品は「買い手目線」という点だ。フェアトレードの素材を使った宝飾品を製造販売するHASUNAは年商1億7千万円で経営は安定しているが、白木夏子社長は「事業拡大に向けて高級ブランド化をめざす」と話す。日本リサーチ総合研究所の藤原裕之主任研究員は「商品の背景にある物語は重要だが、商品の品質やデザイン性を高めないと経営は長続きしない」と指摘する。

バランス感覚のよい起業家たちだと感じます。「商品の背景にある物語は重要だが、商品の品質やデザイン性を高めないと経営は長続きしない」。なるほど。


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